アイソン彗星は、2012年9月21日、40センチメートル反射望遠鏡によりかに座方向におよそ19等で発見されました。アイソン(ISON)は、発見者が所属する国際科学光学ネットワーク(International Scientific Optical Network)の略称です。この彗星は、太陽に最も近づく11月29日前後には、マイナス等級にまで明るくなると期待されていましたが、ご存じのように核が崩壊してしまい、その勇姿を見せることはありませんでした。ここでは、近日点通過前に捉えた画像を紹介しています。