月・惑星

2024年9月17日 (火)

宇宙兄弟&十五夜

一応、天文ネタということで…

昨日、さいたま市立漫画会館に行ってきました。お目当ては「宇宙兄弟展」です。(正式には「宇宙のまちさいたま5周年記念 企画漫画展 地球の歩き方セレクション『宇宙兄弟』展」)

開局以来、通勤時にはNACK5を聞いているため、北沢楽天さんにも興味がありました。

小山宙哉先生の原画はとっても見応えがありました。そして、珠玉の名言の数々…。

入場料はなんと無料。まだ始まったばかりなので、興味がある方は足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

Dsc_0462m 

 

今日は中秋の名月&日々人君の誕生日。
日本人初のムーンウォーカーにも思いを寄せながらお月見をしました。

Dscn3125m 

ずいぶん雲が多くて、月が見え隠れする状況でしたが、雲間を狙ってお手軽撮影をしてみました。
カメラは最近出番の多いニコンのP950です。35mm判換算で2000mmの望遠ですが、月モードで撮影すると手持ち撮影でもここまで写し出すことができます。
望遠鏡をセットしてピントを合わせて…といった準備がいらないので、今日のような天候の日でも気軽に撮影する気になれます(ISO1600、1/1600s、F8)。

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2024年8月14日 (水)

8/10のスピカ食

8月10日、おとめ座の1等星スピカが月に隠される「星食」という天文現象がありました。

南西の低空で起こる現象なので、我が家からは山が邪魔になって見えそうにありません。また、天気予報も芳しくないので「もし見えそうなら実家近くの河川敷からでも見ようかな」と、軽い気持ちでいました。

当日は予報通りの曇り空。時折うっすらと月が見えるくらいでした。スピカ食はほぼ諦め、親戚と実家でBBQを楽しんでいると20時40分過ぎに月が見え出しました。

あわてて機材を持って河川敷へ。双眼鏡で見ると、もうスピカは出現したあとでした。
すかさず、ニコンのP950に搭載されている「月撮影モード」で撮影。
望遠鏡も用意しないお手軽観察でしたが、記念写真にはなりました。

Dscn2923shm Dscn2945m Dscn2957m

 

群馬星の会会員の中には、スピカが月の縁ギリギリを通過していく様子(接食)が見られる場所まで遠征された方々もいました。
月のクレーターや谷による地形のでこぼこのため、星が見えたり隠れたりを何度も繰り返すことがあるそうです。
一度は見てみたいものですね。

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2024年4月13日 (土)

木星、ポン・ブルックス彗星、月(4/10)

 4月10日は、天文雑誌の4月号にも紹介されていた「木星とポン・ブルックス彗星、月齢1.7の月が7度の範囲に並ぶ様子」を見に行ってきました。

場所は4/1と同じところ。道中でシカやキジに出会ったり、落石がひどかったりするのも同じでした。違っていたのは、風がないかわりに透明度が悪く、SCWの予報どおり、薄雲もあったところです。そのため、前回以上に彗星は見栄えがしませんでした。

12p100sduf-15s24m_dsc601841gesyubgsm

Nikon D7000(無改造)+ 100SDUF ISO1000 15s×24コマ
GN-170 ノータッチ

 12p_20240410_dsc_1939

Nikon D600(無改造)+ Ai AF ZoomNikkor  80-200mm 105mm F3.5 5秒 ISO1000
GN-170 ノータッチ

画像では、どこに彗星があるのかほとんどわかりません。7×50の双眼鏡でも、彗星の存在は確認できるものの、尾はわかりませんでした。

それでも、種類の異なる太陽系の3天体を同時に眺め、赤城山に沈んでいく細い月と地球照の様子を味わうことができたので大満足でした。

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2023年8月23日 (水)

伝統的七夕

昨夜は国立天文台の提唱する「伝統的七夕」でした。以前は「明かりを消して星を見よう」といったライトダウンも呼びかけられていましたが、最近はそうした勢いは少し下火になっているような気がします。
それはさておき、市内の公園で行われた星空観察会を担当してきました。

しかしながら、天気予報では夕方から雷雨。望遠鏡を用意しているときも、雲放電が起きていました。早くいらした方には、なんとか雲間のベガを見ていただけましたが、今にも雨粒が落ちてきそうだったため、室内での解説に切替えました。

一通り話も終わり外に出てみると、東の低空だけ雲が薄いようでした。「もしかしたら土星が見えるかも」と望遠鏡を向けると、雲間からうっすらとその姿を現してくれました。決して良い条件ではありませんでしたが、予想に反して実物を見ていただくことができ、うれしい誤算でした。

帰路につくと、市内の道路はかなり濡れていました。車から機材を降ろし、遅めの夕食をとっていると激しい雨音が聞こえてきます。観察会の最中によく雨が降ってこなかったものだと胸をなで下ろしました。

Saturn202307241414 

画像は7月24日に撮影した土星です。見たという証拠写真レベルですが、これ以降まともに撮影できていません。

昼だけでなく、もっと夜も晴れて欲しいものです。

 

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2022年12月11日 (日)

ターコイズフリンジ

月刊天文ガイド2023年1月号の表紙は、沼澤茂美氏による「11月8日の皆既月食・部分月食時の3つのレイヤー」でした。
自分が撮影した画像からも同じような表現ができるかもしれないと思ってやってみたのが下の画像です。Dsc_57525754nxdshm 

2022/11/08 19:02:30 
Nikon D7000 25cmF6反射直焦点 

露出を変えて撮影した画像をStellaImage8で2枚加算平均したあと、トーンカーブ調整などを行いました。
欠け具合は、沼澤さんの画像とはちょうど反対くらいの時刻ですね。
ターコイズフリンジもなんとなくわかるような気がします。

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2022年11月27日 (日)

11/8の皆既月食(5分ごとの合成画像)

11/8の皆既月食では、拡大撮影の他にも広角で撮影し全過程を1枚に合成する計画をたてました。
11/12にはとりあえずの合成が済み、AstroArtsに投稿しておきました。
その後、細かいところが気になっていろいろと調整していたのですが、今週末にようやく一段落つきました。

20221108_17h45m22h15m_5m_n555614tm 
ニコン D600 SIGMA 20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF

月の露出は1/640~2s、背景画像は20:23に20s撮影したものを合成してあります。  

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2022年11月12日 (土)

11/8の皆既月食

11月8日の皆既月食は、天候にも恵まれ赤銅色の月をじっくり楽しむことができました。
皆既中の天王星食という非常に珍しい現象も重なり、ニュースにもずいぶん取り上げられていたので、興味を持った方やTVで映像を見た方も多かったのではないでしょうか。

とりあえず、皆既中の月に天王星が隠されていく瞬間の画像です。

Dsc_5820m2  

続いて、皆既中の星空の様子です。

Dsc_5614shtm

2021年5月26日の月食は、見晴らしの良い近くの公園に行きましたが、今回は月が真東よりやや北から昇ってくるためにその場所では樹木が邪魔になってしまいます。また、仕事を終えてから他の場所に遠征しても本影食開始時刻までには撮影準備が間に合わないと判断し、自宅での撮影としました。

月の拡大撮影は、25cm反射+ニコンD7000といういつもの機材でしたが、月の全体像が画角ギリギリになるので、赤緯方向にも動いていく月を写野の中心に導入し続けるのに結構手間がかかりました。

 

※今年になってからは、様々な理由からblogの更新ができていません。しかし、ココログは日時を遡って投稿することもできるので、今後、少しずつアップしては記録に残しておきたいと思います。

 

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2021年11月21日 (日)

11/19の部分月食

極めて皆既月食に近い部分月食が、11/19に見られました。
現象については国立天文台のこの記事 がおすすめです。

天候が怪しかったこと、勤務時間中に月が昇ってきてしまうことから、全過程の撮影は早々に諦めました。
案の定、当日は雲が多かったため、結局、金星食の時にも使ったP950による固定撮影のみとなりました。

Dscn6225ctmjpg Dscn6261ctm Dscn6262ctusm Dscn6269ctusm

画像はすべてNikon P950 月モードで撮影 (35mm判換算で1500mm)
中央部4000*3000ピクセルをトリミング後、1200*900にリサイズ

見やすい時間帯での現象だったので、多くの方が夜空を見上げたようですね。
それなりの天候に恵まれてなによりでした。

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2021年11月14日 (日)

11/8の金星食

11/8は昼間の金星食が見られるはずでしたが、北関東はあいにくの天気でした。

夕方になって撮影した画像がこちらです。

Dscn6150shmDscn6156m

どちらもNikon P950による手持ち撮影です。

P950は、35mm判換算で2000mmまで拡大撮影ができるのですが、金星の形は確認できませんでした。

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2021年8月21日 (土)

月による彩雲

土星や木星を見ようと思っていても、望遠鏡を用意しているうちに雲が広がってきたり、時には雷が鳴り出したりする夜が続いています。

昨夜も月がきれいだったのですが、ちょうど雲の隙間から見えていただけでした。
しばらく雲の動きを見ていると、雲にうっすらと色がついているように感じました。コンパクト(でもない)デジカメで撮影してみると、確かに色づいていることがわかりました。
雲に隙間があるため、光環が途切れ途切れになっていたようです。
Dscn4936stm

Nikon Coolpix P950 ISO800 F4 1/2S

このカメラは、いろいろなものが手持ちで撮影できるので、最近重宝しています。

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