彗星

2025年11月 6日 (木)

11/3のC/2025 A6 Lemmon彗星

月も大きくなり、相変わらず電信柱や電線が邪魔になるため、もう撮影はしない予定でしたが、思っていたより天気がよかったのでドームを開けることにしました。すると、M12(画面左下:球状星団)と一緒に写すことができました。
ちなみに、地上風景を入れない撮影では基本的に画面上を北にして撮影しています。これまでは縦構図で撮影していましたが、見かけの尾の角度が随分変わってきたので、今回は横構図にしてみました。
2025a6-lemmon-d610-fsq-15s10met-600mm-20
左上の電柱に加え、右下には山の端が写り込んでしまいました。
自宅からの撮影は、もう限界のようです。

Nikon D610(HKIR)TAKAHASHI FSQ-106
ISO800 18h00m~ 15秒×10コマをSI10でメトカーフコンポジット
600㎜相当にトリミング

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2025年11月 3日 (月)

11/1のC/2025 A6 Lemmon彗星

11/1は午前中にイベントがあり、翌日も遠出をする予定があったため、自宅での撮影となりました。
案の定、電信柱や電線が邪魔になり、撮影できたのは薄明終了前の短時間だけでした。結局、電柱の腕金が写り込んでしまい、画面右上が黒い影になっています。
2025a6-lemmon-d610-fsq-f15s20met-600mm-2

Nikon D610(HKIR)TAKAHASHI FSQ-106
ISO800 18h03m~ 15秒×20コマをSI10でメトカーフコンポジット
600㎜相当にトリミング

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10/30のC/2025A6 Lemmon彗星

10/29の夜は曇り空。10/30も天気予報では夜から曇ってくるとのことでしたが、夕方までは晴れていたので、17日、23日に出かけた展望台まで足を運んでみました。
この日は風もなく穏やかな代わりに、透明度は今ひとつでした。また、結局雲もそこそこ出てきてしまったため、雲間から撮影した画像になります。それでもイオンの尾が長く伸びている様子が写ってくれました。
2025a6_d610fsq-20s15met-600mm-2_20251106175401
Nikon D610(HKIR)TAKAHASHI FSQ-106
ISO800 18h19m~ 15秒×18コマをSI10でメトカーフコンポジット
600㎜相当にトリミング

2枚目は、標準ズームレンズで捉えた画像です。画面右側に赤城山が写っています。
2025a6-z63-60mmf4510s6p-2025103018h23m47

Nikon Z6Ⅲ NikkorZ 24-120mm f/4S 60mm F4.5 ISO 800 
18h23m~ 固定撮影 10秒×6コマをSI10でコンポジット&画像処理

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2025年11月 2日 (日)

10/28のC/2025A6 Lemmon彗星

10/28はさらに強い風が吹き荒れていました。
遠征してもまた望遠鏡が揺れてしまうのは明らかだったので、自宅での撮影にしました。

特に西の視界が悪い我が家では、彗星はすぐに見えなくなってしまいます。そのため、薄明が終わらないうちに短時間で撮影した画像になります。
2025a6-lemmon-d610-fsq-f15s18me_20251106175001

Nikon D610(HKIR)TAKAHASHI FSQ-106
ISO800 18h19m~ 15秒×18コマをSI10でメトカーフコンポジット
600㎜相当にトリミング

西の空には山の他、電信柱や電線、隣家の樹木があり、かなり厳しい状況です。
2025a3z63120mm-3s10seq150mm-20251028-18h

Nikon Z6Ⅲ NikkorZ 24-120mm f/4S 120mm F4.5 ISO 1000 
18h03m~ 固定撮影 3秒×10コマをSeqatorでコンポジット
SI10で画像処理 150mm相当にトリミング

もっと良い条件の下で眺めたいものですが、今後は徐々に月明かりの影響が強くなってきてしまいます…。

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2025年11月 1日 (土)

10/27のC/2025A6 Lemmon彗星

レモン彗星(C/2025A6 Lemmon)を追いかける日々が続いています。

10/23は17日にも出かけた展望台まで行ったのですが、またもや雲が広がって来る気配。双眼鏡で彗星の姿を確認し、赤道儀の極軸も合わせたのですが、彗星はいつの間にか雲の中へと隠れてしまいました。
そのときの状況がこちら。

20251023_cloudy 

 

翌10/24は時間もなかったため、自宅で準備を進めました。しかし、やっぱり雲が広がってきてしまい、その姿を見ることさえできませんでした。

次に彗星を捉えることができたのは、10/27でした。
赤城山の南麓へ車を走らせましたが、視界の良い駐車場などが見当たらず、道路脇での撮影となりました。また、この日は風が強く、望遠鏡による直焦点撮影では多くの画像で星像がブレてしまいました。
2025a6d610fsqf20s10comp600mm-20_20251106174101
Nikon D610(HKIR)TAKAHASHI FSQ-106
ISO800 18h19m~ 20秒×10コマをSI10でメトカーフコンポジット
600㎜相当にトリミング

西の空はこんな状況でした。遠くに榛名山が見えています。
2025a6-z6372mmf4_3s20-20251027-18h25m
Nikon Z6Ⅲ NikkorZ 24-120mm f/4S 72mm F4 ISO800 
18h25m~ 固定撮影 3秒×20コマをSeqatorでコンポジット

 

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2025年10月20日 (月)

レモン彗星(C/2025 A6)続報

10月17日(金)の明け方、ようやくレモン彗星が見られましたが、その続報です。

17日はそのままよく晴れていましたが、夕方からは曇る予報が出ていました。しかし、16時を過ぎても空はきれいに晴れ渡っています。寝不足でつらかったのですが、数少ないチャンスです。西の空がよく見えそうな駐車場まで出かけることにしました。
ところが、観測予定地に近づくに連れて雲が増え、到着時にはほぼ全天曇り。しばらく待っていましたが、諦めて帰路につきました。

翌18日の朝も、雲が多い予報でした。期待していなかったのですが、自然に目が覚めたので空を見ると、雲に隙間があるようです。
無理を承知で撮影をしてみましたが、やっぱり無理でした。使えそうな4コマのみをコンポジットした雲だらけの写真です。
Dsc_0226022930s4syu600mmdigitonespom
Nikon D610(HKIR)TAKAHASHI FSQ-106 
ISO800 04h12m~ 30秒×4コマ

昨日とは違う望遠鏡ですが、こちらも600㎜相当にトリミングしてあります。

画像処理のついでに、17日朝の固定撮影写真を10コマ、Seqatorでコンポジットしてみました。
Dsc_86698678_seq2leveltoneyam  
前回の画像よりは、少し滑らかになっていると思います。

今週末はいよいよスターウォッチングin赤城です。
天気予報は相変わらず芳しくありませんが、なんとか晴れることを願っています。

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2025年10月18日 (土)

レモン彗星(C/2025 A6 Lemmon)

レモン彗星が見頃を迎えていますが、なかなか天候に恵まれません。

10月16日も深夜まで雨が降っていましたが、17日の明け方には晴れてくる予報でした。
朝3時に起きて東の空を見ると、細い月がきれいに輝いています。
すぐに用意をしてりょうけん座のα星、コルカロリ付近を双眼鏡で見ると、自宅からも彗星を確認することができました。

市街地での撮影に加え、ときおり雲が通過していくので、たいした画像は撮れませんでした。その上、ダーク&フラット補正もしていないため、400㎜で撮影した画像を600㎜ 相当にトリミングしてみました。
01770187digisyutonedigi600mm 

Nikon D610(HKIR)PENTAX 100SDUF 
ISO800 04h19m~ 30秒×11コマ

双眼鏡で見ているうちに、ふと思いついて固定撮影でも撮影してみました。
北斗七星との位置関係がわかると思います。
2025a6_z63_1017_04h30m
Nikon Z6Ⅲ NikkorZ 24-120mm f/4S  48mm F4 ISO1600 
04h30m 15
秒×1コマ スターリーナイトプロソフトンフィルター使用

明け方に見えるレモン彗星は、このあとどんどん高度が下がってしまいます。
その代わりに、夕方の西空でその姿を楽しむことができるようになってくるのですが、関東地方の天気予報は曇りマークばかりです…

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2025年1月21日 (火)

1/18のアトラス彗星(C/2024 G3)

3日連続で同じ場所へ。この日は土曜日のためか、他にも3名の方がいました。しかし、彗星狙いではなく日の入りや夕景見物&撮影だったようです。

今回、彗星は双眼鏡でも全く見つからず。短い飛行機雲がやたらと目立っていました。
その後、撮影画像を拡大しても彗星が見当たりません。撮影方向を少しずらしても駄目です。時間はどんどん過ぎていき、そのまま彗星没の時刻になってしまいました。

昨夜、ようやく画像処理をすると、なんとかうっすら写っているコマがありました。画面ほぼ中央ですが、わかるでしょうか。

2024g3-20250118-17h27m-trim800mm
2025年1月18日 17h27m
Nikon Z6Ⅲ NIKKOR Z180-600mm f/5.6-6.3 VR ISO800
600mmf6.3 1/30秒 固定撮影 20コマコンポジット 800mm相当にトリミング

もう少し遅い時刻に撮影した画像もあったのですが、残念ながら彗星は撮影範囲の外でした。


彗星がこれだけ暗くなってしまったので、撮影はここまででしょうか。
今後は、条件のよい南半球で撮影した素晴らしい画像を見て楽しみたいと思います。

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2025年1月20日 (月)

1/17 八ヶ岳に沈むアトラス彗星(C/2024 G3)

この日も晴れていたので、前回と同じ場所までプチ遠征しました。
彗星の位置はノートPCを使ってシミュレーションしましたが、明け方の時と違い山並みが遠すぎてあまり参考になりませんでした。

はじめは7×50の双眼鏡で確認できませんでしたが、しばらくすると撮影画像を拡大すればモニター上に彗星が浮かび上がってきました。それを参考にしているうち、双眼鏡でもしっかりと彗星の姿がわかるようになってきました。

2024g3-20250117-17h27m-trim800mm
2025年1月17日 17h27m
Nikon Z6Ⅲ NIKKOR Z180-600mm f/5.6-6.3 VR ISO800
600mmf6.3 1/30秒 固定撮影 18コマコンポジット 800mm相当にトリミング

八ヶ岳の方向だとは思ったのですが、このときは詳しいことはわかりませんでした。
後日、カシミールで調べてみたら、赤岳の真上に彗星が写っていたのですね。
赤岳までは直線距離でちょうど100km。よい記念になりました。

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2025年1月18日 (土)

1/16のアトラス彗星(C/2024 G3)

夕空に回ったアトラス彗星を狙いに、いつもの公園に行きました。ただ、昨日からデスクトップPCの調子が悪く、ステラナビゲーターでのシミュレーションができませんでした。そのためVixenの天文アプリComet Bookで調べると、彗星と太陽の赤緯がほぼ同じだったので、太陽の沈む位置を確認し、そこから見当をつけることにしました。
あまり期待していなかったのですが、カメラのモニターでも存在が確認できました。

2024g3-20250116-17h25m-trim800mm
2025年1月16日 17h25m
Nikon Z6Ⅲ NIKKOR Z180-600mm f/5.6-6.3 VR ISO800
600mmf6.3 1/30秒 固定撮影 21コマコンポジット 800mm相当にトリミング

 

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