天文機材

2016年12月 4日 (日)

自宅でのM45

一昨日の晩はよく晴れていたので、QHY9をε-160に付けてM45(すばる:プレアデス星団)を撮影してみました。ただし、相変わらずフィルターホイールを付けての接続ができず、カメラアダプターに光害カットフィルターをつけただけのモノクロ画像です。

M45e160lpsdf300s15mhc180s9mhcsyudig

自宅での撮影なので、3分露出から始めました。5分でもそれほどカブリがひどくなかったので、3分露出9枚と5分露出15枚の画像をコンポジットしました。

その後、昔デジタルカメラ(改造D70)で撮影した画像とLRGB合成してみました。

M45e160lpsdf300s15mhc180s9mhcsyud_2

自宅でこれだけ撮れればまずまずかな、でもこれ以上露出時間を延ばすのは厳しいかな、などと思いながら過去のファイルを見ていたら、10分露出で撮影し、同じRGB画像を合成したものがみつかりました。

M45elpsdf600s12mtsyuksslrgbm_201501

こちらの方が、淡い部分まで写っているような…。でも構図は今回の方が少し安定しているでしょうか。どちらにしても、自宅ではこのくらいが限界のようです。

それよりも、以前に10分露出を試していたり、デジカメ画像とLRGB合成していたりしたことを忘れていたところが情けないですね。
きっと、「D70での撮影とあまり変わらないなぁ」と感じて、blogにアップしていなかったのだと思うのですが、weblogの名の通り、こまめに記録を残しておくべきだなぁと感じた次第です。

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2016年11月 9日 (水)

北アメリカ星雲とペリカン星雲

Hαフィルターだと、自宅でもそれなりの画像が撮影できるので、沈みゆく夏の星雲を撮影しています。

今回は北アメリカ星雲を撮り直し、さらに隣のペリカン星雲も撮影してモザイク合成してみました。

Ngc700005067sdufhad900s6mhcdigissm
PENTAX 100SDUF QHY9 バーダーHαフィルター 15min.×6コマ 2コマモザイク

合成は古いPhotoshop Elements7.0のフォトマージ(パノラマ)で簡単にできました。

しかし、今後のLRGB合成合成を考えると、RGBは手間がかからないモザイクなしでの撮影をしたいところです。そのため、QHY9にニコンレンズをつける方法をずっと模索しているのですが、フィルターホイールがあるとどうしてもフランジバックが合いません。ε-160への装着も含めて、なにかいい方法はないものでしょうか。

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2016年11月 5日 (土)

QHY9+100SDUFによるNGC7000

先日、テスト撮影した北アメリカ星雲(NGC7000)ですが、昨夜はRGB画像を撮ってみました。

Ngc7000_sduf_lps2rgbdf180s6mhcktone
PENTAX 100SDUF QHY9 バーダーRGBフィルター 3min.×6コマ

どうせならと思い、LRGB合成もしてみましたが、そのままだとやはりピンク色っぽくなってしまいますね。

Ngc7000sdufhad900s4mhsdigissm_20161

まあ、データがいくつか残せたので、いろいろ試してみたいと思っています。

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2016年10月28日 (金)

Windows10とQHY9

昨夜は久しぶりによく晴れていました。ぐんま天文台秋祭りで刺激を受けてきたので、久しぶりに天体の撮影を行おうと準備を進めました。

まずは、NS5000をステラナビゲーターで制御しようとしたのですが、Bluetoothがうまく接続できません。いろいろ試したのですが時間がかかりそうだったので、あきらめて手動導入にしました。
次にQHY9を冷却し、ピント合わせまで済ませました。ところがフィルターホイールが正常に動きません。どうやら、以前と同じトラブルのようです。

今回は仕事兼用のWindows10ノートを使ったのですが、よく考えてみると10にアップグレードしてからは天体撮影に使っていなかったのでした。これからドライバを入れ直したりするのも面倒だったので、とりあえずいつものWindows7マシンに代えて撮像することにしました(最近、いつも「とりあえずのテスト撮影」ばかりで情けないです)。

Ngc7000sdufhad900s4mhsdigissm_20161
PENTAX 100SDUF QHY9 バーダーHαフィルター 15min.×4コマ

時間が遅くなってしまい、1時間しか撮影できませんでした。

今日になってWimdows10のノートとNS5000を接続してみましたが、すぐうまくいきました(昨夜はパスキーを入力していなかったことが原因でした)。
また、QHY9のフィルターホイールですが、こちらは以前のトラブルを参考にしてFaster(V14-01-18)を入れたら正常に動いてくれました。Slower(V14-01-16)でも、Standard (V14-01-17)でもダメだったのでちょっと焦りましたが、これで一安心です。

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2016年10月 1日 (土)

機材のお手入れ

8月に入ってから、雨や曇りの日が続き、まともに星を見られた日はほとんどありませんでした。数少ないチャンスを狙って望遠鏡を覗いても、シーイングが悪かったり、雲が流れてきてしまったり…。

それにしても、望遠鏡の見え味がよくないなぁと思って、25cmの光軸合わせをしたのですが、眼視でも写真でもニュートンの切れ味が感じられません。ふと、主鏡を見てみると、なんだかうっすらと汚れが確認できます。そこで、久しぶりに主鏡のクリーニングを行いました。

セルごと外すとこんな感じです。

Dsc_0625m

主鏡の支持方法はこのように三角形が3つあり、合計9点になっています。

Dsc_0626m

鏡はさっぱりしましたが、またもや台風が近づいており、晴れるのはまだ先のようです。

Dsc_0627m

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2015年12月20日 (日)

カタリナ彗星(C/2013 US10)

カタリナ彗星(C/2013 US10 Catalina)は、2013年10月31日に、カタリナ・スカイサーベイによって発見された新彗星です。当初は久しぶりの肉眼彗星になることが期待されていましたが、残念ながら予報より1~2等級ほど暗いようです。
そんな状態だったことに加え、天候が悪い日が続いたこと、忙しい時期だったことなども重なり、ずっと望遠鏡を向けられないままでいたのですが、今朝になってようやくその姿を捉える機会が持てました。

2013us10enf30s19m_20151220flm

機材はε-160+QHYノーフィルターです。

QHY9に関しては、2月にフィルターホイールのことでずいぶん悩んだのですが、それも解決しました。ところがε-160ではピントが出なかったり、コントロール部分が干渉してしまったりで、いまだにフィルターホイールが使えずにいたのです。

その後、光映舎さんで使えそうなアダプターを見つけたので、すぐに発注しました。そして今回やっと試すことができたのですが、なんとこれもフィルターホイールのコントロール部分がわずかに干渉してしまうのです。

さて、どうしましょうか…。

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2015年12月17日 (木)

ふたご座流星群2015&露よけヒーター

絶好の条件と言われた2015年のふたご座流星群でしたが、12日の晩は21時過ぎから曇り。13日も全天ベタ曇り。極大夜の14日も全くダメでした。

15日の晩は晴れたのですが、この季節本来の透明度とはほど遠い空でした。また、極大を過ぎると急激に流星数が減るとも言われているので、ダメで元々と思いながらカメラの準備をしました。

平日のため、撮影地は自宅ドームの小さなベランダです。太陽観測用にと置きっぱなしになっているEM-100赤道儀にカメラを2台載せてのお気軽な自動撮影です。

流星が写っていたのはわずか3コマのみ。それもあまり目立つものではありませんでした。

Output_comp_52925303_12n4953t5159tt
ニコンD600 AF-Sニッコール24-85mm F3.5-4.5G ED VR(f=24mm) F3.5
露出14秒×3コマコンポジット

光害もひどいし、周辺減光も大きいし、流星も少ないし…。今回は(も)単なる記録写真ですね。

そうそう、露よけヒーターですが、第1弾はやはりあまり温かくならずにレンズが曇ってしまったので、途中からUSBカップウォーマーを使いました。
それに比べ、第2弾の方は明け方まで順調でした。今回新調したUSBモバイルバッテリー も持ちがよく、インジケーターが、1つしか減っていませんでした。

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2015年12月 6日 (日)

露よけヒーターの作成 その2

先日作った露よけヒーターの効果が心配だったので、昨日、第2弾を作成しました。

今回利用したUSBケーブルはこちら。近くのダイソーで購入しました。

Dsc_7075tusm

Dsc_7081usm

工作がしやすいように、充電専用でなるべくコードの太いものを選びました。切断してみると、期待通り内部の線は2本だけでした。

ニクロム線の長さは、前回より少し短く51cm(約11.8Ω)にしました。ニクロム線を貼り付ける時に波型にしなくてもよい長さにしたことと、発熱量を少し大きくしたかったことが主な理由です。計算上は、5V×5V÷11.8Ω=2.12W になるはずです。

Dsc_7113tm

今回は、裾止め用のゴムバンドではなく、2cm幅のフリーバンドというマジックテープを30cmの長さに切って使いました。また、アルミテープは貼らずに、内側にも余ったマジックテープを貼っておきました。

USB電源につなぐと、前回のものより温かみを感じます。
早速、ふたご座流星群の時に実践投入してみようと思います。

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2015年11月29日 (日)

露よけヒーターの作成 その1

今年のスターウォッチングin赤城では、ひどい夜露に悩まされました。

撮影の時は、USBカップウォーマーを活用することもあるのですが、幅が広くてレンズの距離目盛などが確認できなくなってしまいます。専用品がネットでも販売されているのですが、自分で作ってみることにしました。

用意した材料は以下のものです。

Dsc_7062m

カメラレンズ用には、自転車に乗る時の裾止め用のゴムバンド、屈折望遠鏡用には、フリーバンドを用意しました。どちらも100均に商品です。

ニクロム線はホームセンターに置いてあったELPA製の5mのものです。ネットの情報で23Ω/mとあったのですが、実測値でもそのくらいでした。

そのほか、耐熱用の超強力両面テープとアルミテープ、スマートフォン用の充電専用USBケーブル、手持ちの熱収縮チューブなどです。

Dsc_7073m
まずはカメラレンズ用として、ゴムバンドの内側に両面テープを貼り、そこにニクロム線を貼り付けていきました。
ニクロム線の長さは、54cm(12.5Ω)にしました。これは、AstroArtsの「Aquila レンズヒーターEH」や「ヒーターのよこた」さんが販売しているタイプ6Mなどと同じ発熱量にしようと思ったからです。電源はUSB用のモバイルバッテリーを使う予定なので、計算上は、
5V÷12.5Ω=0.4A  5V×0.4A=2W 
になるはずです。

マジックテープからはみ出してしまうので、細かく波形にカーブを付けながら貼り付けていきました。

Dsc_7064m

次は、電源コードとの接続です。ところが用意したUSBケーブルを切断してみると、とても細くて半田付けが怪しいのです。圧着金具などの利用も考えたのですが、手持ちのものは、もっと太い線に適合するものでした。とりあえず半田付けを行い、テスターで導通検査をしてみましたが、反応がありません。
調べてみると(リッツ線というものらしいのですが)、それなりの半田付けの方法があるようです。しかし、線が細く、耐久性も低そうなので、使わなくなったUSBマウスのコードを使うことにしました。

Dsc_7066m

Dsc_7072m

半田付けをしたあと、熱収縮チューブで絶縁しておきました。

Dsc_7117m

内側には、このページを参考にして、アルミテープを貼ってみました。

早速モバイルバッテリーにつないでみると、いい感じであたたかくなっています。しかし、アルミテープのために放熱が激しく、厳寒期の霜よけは難しいような気もします。

材料はたくさんあるので、次は仕様を少し変えて作成してみようと思います。

※私は電気の専門家ではありません。この記事を参考にされる方がいらっしゃるかもしれませんが、作成や使用に当たっては、自己責任でお願いいたします。

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2015年8月 3日 (月)

7月の土星

土星が「衝」となったのは5月23日でしたが、新年度になってから忙しい日が続いたこと、6月が全くといっていいほど晴れなかったことから、今シーズンはこれまで土星を見る機会がほとんどありませんでした。
 仕事が一段落し、梅雨も明けたことから、最近になってようやく何度か望遠鏡で見ることができました。
Saturn25cmf625x13sg1023_n886_dya225

画像は7/27のものです。
撮影にはDBK-31AUという小型カメラを使っているのですが、思ったより感度が高くはありません。また、今シーズンの土星は赤緯が低く、南中時でもあまり高度が高くならない上に、夏場は水蒸気も多いため、拡大率を上げると露出不足になってしまいます。
シーイングもよくないのですが、以前使っていた家庭用ビデオカメラの方がよく撮れていたようにも思います。

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