天文機材

2018年9月21日 (金)

スマホで月の撮影

8月後半から天候が悪く、土星、火星はおろか月さえまともに見えない日が続いています。

先日、ようやく月が見える時間にたまたま帰宅できたので、やっとスマホアダプターを試す機会が持てました。

Dsc_0871m

FSQ-106 1.6XExtender  LV-15mm  SONY Experia SO-01K

スマホで撮影後、リサイズしたのみの撮って出し画像です。
せっかくなので、ちょっとトリミングしたあと、欠け際を描写するために少しだけ画像処理してみました。

Dsc_0871tshm_2

肝心の使い勝手は「少しは撮影しやすくなった程度」なので、観察会での利用は微妙なところです。今度行われる「中秋の名月」の観察会で役に立てばいいのですが…。

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2018年8月28日 (火)

夏休みの工作(スマホ用アダプターの製作)

最近の観察会では、参加された方に、スマートフォンを使って月を撮影していただくことが多くなってきました。カメラの性能が良くなっているので、思ったより簡単に撮影することができます。

ただ、それなりのコツは必要です。特にカメラのレンズをアイピースの中央に固定しておくことが難しく、画面に月が映ったと思ってもタイムラグがあるため、シャッターを押す前にずれてしまう方が多いようです。


そんなときのために「スマートフォンアダプター」と呼ばれる製品がいくつか販売されているので、これを使ってみると格段に成功率が上がることと思います。私の知人もビクセンの製品を所有していて、観察会ではとても役に立っている様子でした。


私も一つ用意しようかと考えていたのですが、以前「理科教育ニュース」という冊子にアクリル板と洗濯ばさみを使ったアダプター製作の記事が載っていたので、それを参考にして作ってみることにしました。


記事は顕微鏡用でしたが、原理は同じです。洗濯ばさみの側面のうち片方にだけ接着剤を塗り、アクリル板に接着するだけです。また、アクリル板には滑り止めシートを貼って、スマホが不用意に動かないようにします。記事ではアクリル板はそのまま使用するようでしたが、少しでも画像をよくしたいと思い、ドリルで穴を開けておきました(バックは、発表直後にもらってきたNikonのフルサイズミラーレスのカタログです。深い意味はありませんが、この時期に作ったという記念みたいなものです)。

Dsc_0817m

構想は以前からあったのですが、なかなか目的にあった洗濯ばさみが見つからず、そのままになっていました。今回のものもまだ試作段階ですが、まあ無いよりはましかなと思います。


今度月が見えたら、試写してみたいと思います。

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2018年4月29日 (日)

惑星のシーズン

今年の夏には火星が2年2ヶ月ぶりに最接近します。今回は2003年以来の大接近です。
木星も5月9日に「衝」を迎えますし、夜遅くには土星も見やすくなってきました。

そんなシーズンになってきたので、3連休初日の昨夜は、新しい機材のテストを行ってみました。

まずは今までの機材での画像。fps=15なので90秒の撮像でもスタックに使えたのは1000フレーム以下でした。シーイングは2/5。ふだんならあきらめる条件です。久しぶりに時間が取れたので比較のために撮像しましたが、やはり全然ダメです。

Jup25cmf65x15sg1023_180428_224243_2

続いて新カメラ。USB3.0ですし、同じ90秒で3400フレームほど撮像できています。

Jup_231606_g3_ap312_430_55vga_2

シャッタースピードが早く、フレーム数も多いため、同じ90秒の撮像でもこれだけ違いが出るのですね。

熟練者の画像には遠く及びませんが、今後が楽しみになってきました。

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2018年2月12日 (月)

太田宇宙の会 第47回宇宙展

一昨日は午前中に仕事を済ませたあと、宇宙展に立ち寄ってきました。

Dsc_0334tmjpg

この催しに参加するたびに、1年間の時が経つ早さに驚きます。しかし、それ以上にいつも様々な情報をいただき、刺激を受けて帰ってきます。

早速、素晴らしい天体写真を堪能させていただきます。

Dsc_0337m

Dsc_0340m

Dsc_0338m

Nさんによる北アメリカ皆既日食のすばらしい画像もありました。

Dsc_0344mjpg

別室ではMさんによる微速度撮影の星空をプロジェクターで投影していました。これまでネットにアップされているものはいくつも拝見させていただいていましたが、壁一面に投影されていると迫力が違いますね。


ここのところ忙しさにかまけて、なにか天文イベントがないと星に向き合っていません。
もちろん、時間があれば自宅でも星空を見上げてはいますが、満天の星空の下でじっくりと時間を過ごしたいという気持ちが高まってきました。

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2016年12月 4日 (日)

自宅でのM45

一昨日の晩はよく晴れていたので、QHY9をε-160に付けてM45(すばる:プレアデス星団)を撮影してみました。ただし、相変わらずフィルターホイールを付けての接続ができず、カメラアダプターに光害カットフィルターをつけただけのモノクロ画像です。

M45e160lpsdf300s15mhc180s9mhcsyudig

自宅での撮影なので、3分露出から始めました。5分でもそれほどカブリがひどくなかったので、3分露出9枚と5分露出15枚の画像をコンポジットしました。

その後、昔デジタルカメラ(改造D70)で撮影した画像とLRGB合成してみました。

M45e160lpsdf300s15mhc180s9mhcsyud_2

自宅でこれだけ撮れればまずまずかな、でもこれ以上露出時間を延ばすのは厳しいかな、などと思いながら過去のファイルを見ていたら、10分露出で撮影し、同じRGB画像を合成したものがみつかりました。

M45elpsdf600s12mtsyuksslrgbm_201501

こちらの方が、淡い部分まで写っているような…。でも構図は今回の方が少し安定しているでしょうか。どちらにしても、自宅ではこのくらいが限界のようです。

それよりも、以前に10分露出を試していたり、デジカメ画像とLRGB合成していたりしたことを忘れていたところが情けないですね。
きっと、「D70での撮影とあまり変わらないなぁ」と感じて、blogにアップしていなかったのだと思うのですが、weblogの名の通り、こまめに記録を残しておくべきだなぁと感じた次第です。

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2016年11月 9日 (水)

北アメリカ星雲とペリカン星雲

Hαフィルターだと、自宅でもそれなりの画像が撮影できるので、沈みゆく夏の星雲を撮影しています。

今回は北アメリカ星雲を撮り直し、さらに隣のペリカン星雲も撮影してモザイク合成してみました。

Ngc700005067sdufhad900s6mhcdigissm
PENTAX 100SDUF QHY9 バーダーHαフィルター 15min.×6コマ 2コマモザイク

合成は古いPhotoshop Elements7.0のフォトマージ(パノラマ)で簡単にできました。

しかし、今後のLRGB合成合成を考えると、RGBは手間がかからないモザイクなしでの撮影をしたいところです。そのため、QHY9にニコンレンズをつける方法をずっと模索しているのですが、フィルターホイールがあるとどうしてもフランジバックが合いません。ε-160への装着も含めて、なにかいい方法はないものでしょうか。

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2016年11月 5日 (土)

QHY9+100SDUFによるNGC7000

先日、テスト撮影した北アメリカ星雲(NGC7000)ですが、昨夜はRGB画像を撮ってみました。

Ngc7000_sduf_lps2rgbdf180s6mhcktone
PENTAX 100SDUF QHY9 バーダーRGBフィルター 3min.×6コマ

どうせならと思い、LRGB合成もしてみましたが、そのままだとやはりピンク色っぽくなってしまいますね。

Ngc7000sdufhad900s4mhsdigissm_20161

まあ、データがいくつか残せたので、いろいろ試してみたいと思っています。

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2016年10月28日 (金)

Windows10とQHY9

昨夜は久しぶりによく晴れていました。ぐんま天文台秋祭りで刺激を受けてきたので、久しぶりに天体の撮影を行おうと準備を進めました。

まずは、NS5000をステラナビゲーターで制御しようとしたのですが、Bluetoothがうまく接続できません。いろいろ試したのですが時間がかかりそうだったので、あきらめて手動導入にしました。
次にQHY9を冷却し、ピント合わせまで済ませました。ところがフィルターホイールが正常に動きません。どうやら、以前と同じトラブルのようです。

今回は仕事兼用のWindows10ノートを使ったのですが、よく考えてみると10にアップグレードしてからは天体撮影に使っていなかったのでした。これからドライバを入れ直したりするのも面倒だったので、とりあえずいつものWindows7マシンに代えて撮像することにしました(最近、いつも「とりあえずのテスト撮影」ばかりで情けないです)。

Ngc7000sdufhad900s4mhsdigissm_20161
PENTAX 100SDUF QHY9 バーダーHαフィルター 15min.×4コマ

時間が遅くなってしまい、1時間しか撮影できませんでした。

今日になってWimdows10のノートとNS5000を接続してみましたが、すぐうまくいきました(昨夜はパスキーを入力していなかったことが原因でした)。
また、QHY9のフィルターホイールですが、こちらは以前のトラブルを参考にしてFaster(V14-01-18)を入れたら正常に動いてくれました。Slower(V14-01-16)でも、Standard (V14-01-17)でもダメだったのでちょっと焦りましたが、これで一安心です。

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2016年10月 1日 (土)

機材のお手入れ

8月に入ってから、雨や曇りの日が続き、まともに星を見られた日はほとんどありませんでした。数少ないチャンスを狙って望遠鏡を覗いても、シーイングが悪かったり、雲が流れてきてしまったり…。

それにしても、望遠鏡の見え味がよくないなぁと思って、25cmの光軸合わせをしたのですが、眼視でも写真でもニュートンの切れ味が感じられません。ふと、主鏡を見てみると、なんだかうっすらと汚れが確認できます。そこで、久しぶりに主鏡のクリーニングを行いました。

セルごと外すとこんな感じです。

Dsc_0625m

主鏡の支持方法はこのように三角形が3つあり、合計9点になっています。

Dsc_0626m

鏡はさっぱりしましたが、またもや台風が近づいており、晴れるのはまだ先のようです。

Dsc_0627m

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2015年12月20日 (日)

カタリナ彗星(C/2013 US10)

カタリナ彗星(C/2013 US10 Catalina)は、2013年10月31日に、カタリナ・スカイサーベイによって発見された新彗星です。当初は久しぶりの肉眼彗星になることが期待されていましたが、残念ながら予報より1~2等級ほど暗いようです。
そんな状態だったことに加え、天候が悪い日が続いたこと、忙しい時期だったことなども重なり、ずっと望遠鏡を向けられないままでいたのですが、今朝になってようやくその姿を捉える機会が持てました。

2013us10enf30s19m_20151220flm

機材はε-160+QHYノーフィルターです。

QHY9に関しては、2月にフィルターホイールのことでずいぶん悩んだのですが、それも解決しました。ところがε-160ではピントが出なかったり、コントロール部分が干渉してしまったりで、いまだにフィルターホイールが使えずにいたのです。

その後、光映舎さんで使えそうなアダプターを見つけたので、すぐに発注しました。そして今回やっと試すことができたのですが、なんとこれもフィルターホイールのコントロール部分がわずかに干渉してしまうのです。

さて、どうしましょうか…。

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