流星

2017年8月14日 (月)

赤城山(地蔵岳)とペルセウス座流星群

今年のペルセウス座流星群の極大予想時刻は、8月13日午前4時。土曜日から日曜日にかけての夜なので、遠征には好都合です。しかし、下弦前の月が22時頃には昇ってきてしまうので、街灯りを避けても月明かりの影響からは逃れられません。また、ここのところ天候不順で天気予報も芳しくありません。
そこで、近場の観察ポイントに行き、昼間は簡単な登山、夕方は温泉、夜はペルセ群が見られたらラッキーというお気軽プランを考えてみました。

第1案は奥日光のハイキング+戦場ヶ原でペルセ群。
しかし、天気予報では、20時頃まで雨。
そこで急遽、赤城山登山をしたあと、天気予報を見て観測地を決めることにしました。これなら最悪の場合、帰宅するのにも楽です。
赤城山の最高峰である黒檜山には、2008年6月に登っています。今回は、最高峰ではないものの一等三角点がある地蔵岳に行ってみました。


大洞の駐車場に車を停めて歩き出すと、すぐにキアゲハが近寄ってきました。
Dsc_9941m

前橋市赤城少年自然の家の反対側にある登り口から登山開始です。Dsc_9944m

しばらくは、笹の間のガレ場を登っていきます。標識も整備されていますが、ほとんど人に会いませんでした。Dsc_9947m

こんな倒木もあり、場所によっては下をくぐり抜けるところもありました。Dsc_9948m

途中の開けた場所からは、山頂の電波塔が見えました。Dsc_9965mjpg

地蔵岳の頂上いつも眺めているのでよく知っているつもりでしたが、こんなに電波塔があったのですね。Dsc_9973m
ここが山頂の一等三角点。Dsc_9977m

振り返れば、この景色。
歩き始めた頃は霧がまいていましたが、お昼時には晴れてきました。Dsc_9982m

帰路は八丁峠方面へ。整備された木道が続き、小沼の眺めがいいはずなのですが、急にガスってしまいました。Dsc_0981m

かなり下ってjから、ようやく小沼が見えました。Dsc_0983m

八丁峠の登山口はこんな場所。山頂まで1時間で往復できるそうです。

Dsc_9986m

スキー場の跡地が見えてくれば、ゴールはすぐそこです。Dsc_9992m

駐車場に戻って天気予報をチェックすると、奥日光方面はまだ雨模様です。
時刻は14:40。時間はたっぷりあるので、大沼のほとりで少し休んでから一度下山して、温泉に行くことにしました。
17:30過ぎにGPVの天気予報を見ても奥日光は雨模様。この時点でペルセ群は赤城山で見ることにしました。
夕食を取り、コンビニの駐車場から前橋の花火をちょっと見物してから新坂平に行くと 曇天にもかかわらず、結構人がいました。

しばらくすると、隣の車の方から専門的な話が聞こえてきます。
あいさつに行ってみると、なんと群馬星の会のSさんでした。
(素晴らしい天体写真と機材を見せていただきありがとうございました。)

天気予報では、深夜から雲が薄くなりそうです。しかし、23時を回ってもなかなか回復せず、周りの人もあきらめて帰って行きます。
私も帰り支度をしていると、雲が切れ始め、隙間から星が見え始めました。
あわてて機材を組み直し、極軸合わせやピント合わせなどの準備を始めました。、
23:40におは、なかなかの空になりましたが、流星は少なめです。
カメラに収めた一つ目の流星がこちら(23:55)。

Dsc_9994km

いくつか合成してみました。Dsc_9988999499979999syum

月明かりはあるし、雲が通過する時間帯もありましたが、そのまま夜明けまで流星見物を楽しみました。Dsc_0275036805450546syutone00940165

薄明が始まり、もう金星とかカペラしか見えない中、青空に流星が流れる光景はなかなか見応えがありました。
その後、日の出を見ようと鳥居峠まで行ってみると、見事な雲海が広がっていました。

Dsc_0977shtm

久しぶりに充実した24時間でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月14日 (日)

ペルセウス座流星群2016観察会

夏の観察会が続いています。

8/12は、前橋児童文化センター主催事業 市民天文教室「ペルセウス座流星群と夏の星座を見よう」 に行ってきました。昨年同様、街明かりを避けるため、会場を国立赤城青少年交流の家に移しての開催となりました。

天候は、この時期特有の曇り空。予報もよくありませんでした。それでも、8/9同様、雲間から月や火星、土星を見ることができました。

この催しでは、参加者の方にシートなどを持ち込んでいただき、広い駐車場に寝転んで星空を眺めていただいています。望遠鏡を覗くだけでなく、広い空をのんびり眺めるのもいいものですね。
ある参加者は「街中と違って風が心地よく、少し涼しいくらいでした。でも、日中温まったアスファルトのおかげで、背中が温められ、快適でした。」とおっしゃっていました。

雲が多かったため、肝心の流れ星は期待できない状況でしたが、それでも観察時間内に3つ見られた方がいたそうです。
満天の星空とはいきませんでしたが、夏休みならではの体験をお手伝いすることができて、私もほんわかした気持ちで帰路につきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月17日 (木)

ふたご座流星群2015&露よけヒーター

絶好の条件と言われた2015年のふたご座流星群でしたが、12日の晩は21時過ぎから曇り。13日も全天ベタ曇り。極大夜の14日も全くダメでした。

15日の晩は晴れたのですが、この季節本来の透明度とはほど遠い空でした。また、極大を過ぎると急激に流星数が減るとも言われているので、ダメで元々と思いながらカメラの準備をしました。

平日のため、撮影地は自宅ドームの小さなベランダです。太陽観測用にと置きっぱなしになっているEM-100赤道儀にカメラを2台載せてのお気軽な自動撮影です。

流星が写っていたのはわずか3コマのみ。それもあまり目立つものではありませんでした。

Output_comp_52925303_12n4953t5159tt
ニコンD600 AF-Sニッコール24-85mm F3.5-4.5G ED VR(f=24mm) F3.5
露出14秒×3コマコンポジット

光害もひどいし、周辺減光も大きいし、流星も少ないし…。今回は(も)単なる記録写真ですね。

そうそう、露よけヒーターですが、第1弾はやはりあまり温かくならずにレンズが曇ってしまったので、途中からUSBカップウォーマーを使いました。
それに比べ、第2弾の方は明け方まで順調でした。今回新調したUSBモバイルバッテリー も持ちがよく、インジケーターが、1つしか減っていませんでした。

続きを読む "ふたご座流星群2015&露よけヒーター"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月17日 (水)

ふたご座流星群2014 その2

昨夜アップした画像は、ニコンD7000によるものでしたが、今回はD600の画像です。

D600では、古いNikkor Ai MF35mm F2を使って撮影していたのですが、いつのまにか夜露が付いていました。「今からヒーターの用意をするのも面倒だな」と思い、違うレンズに換えることにしました。

空の状態は、自宅でこれだけ星がよく見えれば十分というレベルだったので、流星狙いはD7000に任せ、Fの暗さを承知でAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRを使い、冬の星空をより広く撮影してみることにしました。

後日確認してみると、やはり画像は暗めで、流星も1コマにしか写っていませんでした。ところが、モニターを少し明るめにしてもう一度確認してみたら、さらに3コマの画像から流星が見つかりました。

合計4コマを比較(明)合成したものがこちらです。星が目立つように、LeeフィルターのNo.3を付けてあります。

Gem201419s4mktonem

自宅での撮影なので、光害の影響を大きく受けています。さらに、周辺減光もひどいですね。そこで、以前紹介したフラットエイドを使ってみました。
Gem201419s4mktonefl2m

なんだか、全然違う場所で撮影したみたいです。透明感やその場の雰囲気はやや失われてしまったような感じもしますが、すごい効果です。

流星付近を少しトリミングしたものがこちら。

Gem201419s4mktonefl2tm

あまり変わり映えしませんが、少しは流星が目立つでしょうか。

デジタルになってからは、撮影後もこんな風に画像処理を楽しむことができます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月16日 (火)

ふたご座流星群2014

今年のふたご座流星群は、いかがだったでしょうか。
私の住む地方では、極大時刻とされていた午後9時ごろは雲量8。星が全く見えないわけではないのですが、かなり厳しい状況でした。
なかばあきらめかけていたのですが、天気予報を信じてカメラのセットをしているうちに、天候が回復してきました。

極大時刻を過ぎていたこと、視界が悪かったこと、ベランダに立ったまま夜空を見上げていたことなどから、確認できた流星数はそんなに多くはありませんでした。それでも、時折流れる明るい流星を見ると、「何年経っても見飽きることがないなぁ」と感じます。

撮影できた流星は少なく、見栄えのするものもありませんでしたが、いくつかアップしておきます。

まずは、ふたご座が東の空から昇ってく時の画角。放射点のすぐ上(西)の流星は、それなりに明るいのですが、オリオン座の下(東)のものは、薄くて厳しいでしょうか。
Nikon D7000 ISO800 19s×2 SIGMA 20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF →F2.5

Dsc_55255540km

続いて、オリオン座が南中する頃のもの。これも、ふたご座とオリオン座に流星がかすかに写っています(撮影データは同じです)。

20141214_gem595760klevelm

あまりに目立たないので、流星付近を星座がわかる程度にトリミングしてみました。

Dsc_5960tlevelm

Dsc_5957tlevelm

広角レンズをあまり絞らずに使っているので、拡大すると流星だけでなく、星像の乱れも目立ってしまいますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年12月16日 (月)

ふたご座流星群2013

Dsc_74041299compfltonem14日(土)、明け方撮影したふたご座流星群です。ラブジョイ彗星を撮影する傍ら、自動でカメラを動かしていました。

特に流星を見ようと意気込んでいたわけではなかったのですが、ふと見上げるとそのタイミングで視界を流れ星が流れていきました。そのため、結構活発に流れていた印象があります。

写真は流星が写っていた画像を3枚重ねたのですが、暗い2つは縮小した際にほとんど消えてしまいました。

月のない暗夜に恵まれた昨年の様子はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月15日 (木)

ペルセウス座流星群2013

Dsc_0528mスピカ食の後はペルセ群見物です。

今日は、夕方から積乱雲が発達し、21時過ぎまで稲光がありました。
あとから赤城山に上ってきた知人は、「道路が川のようだった」「車に乗り込む前にびっしょりになってしまった」などとおっしゃっていました。

Dsc_0535ktonem

下界はそんな状況でしたが、赤城山は雲が流れるもののまずまずの星空でした。

さて、肝心の流星ですが、22時代には比較的明るいものがいくつか飛んでいました。
自分が流星を見ていなくても、「流れた!」とか、「うぉー」という歓声が上がるので、およその数と明るさがわかります。

Dsc_0561tonetmk

最近はいろいろなメディアで天文現象の事が取り上げられることも多く、この観測地も天文マニアに限らず、たくさんの人でいっぱいでした。
駐車スペースが確保できずに引き返す車もたくさんありました。

Dsc_0565tonet2

私は、スピカ食のために用意した望遠鏡で星雲の拡大撮影をしたり、群馬星の会の先輩方や同行した親戚(兄&甥っ子×2)と話をしたりと、のんびりすごしました。

ところが、日付が変わるころになって雲が多くなってきたなと思っているうちに、いつのまにか小雨まで降ってきました。仕方なく、流星狙いのカメラだけ残し、あとの機材を急いで片付けました。

雨は強くなることもなく、ほどなくやんだのですが、その後、空の状態はあまり回復しませんでした。

結局、この夜は暗く短い流星が2つ写っただけでした。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2013年8月13日 (火)

夏の遠征

Dsc_0168tone3syum8月11日は夕方から奥日光へ行ってきました。

まずは、戦場ヶ原の売店で夕食をとりました。
中禅寺湖の近くにはコンビニがまったくないのですね。19時30分でも営業していたので助かりました。
駐車場には、星が目的と思われる車もちらほら。大型のキャンピングカーも、ここではおなじみですね。

私は南の低空が見たかったので湯ノ湖に移動し、湖畔でさそり座やいて座の撮影をしました。1枚目の画像はいて座付近です。
なかなか雲がどいてくれなかったので、すっきりした画像は得られませんでした。

Dsc_0195ktonem

また、北の空は雲や霧、温泉から上がる湯気?のためか、ずっともやっています。
そんな中、魚眼レンズで撮影したのが2枚目の画像です。

Dsc_0279tone2m

その後、流星狙いでカメラをセットしたまま、車中で仮眠を取りました。
明け方、東の空に昇ってくる冬の星を撮影予定だったのですが、目を覚ますとそちらだけ雲がたくさんあります。
結局、明るくなるまで眠ってしまいました。

Dsc_0379tone2m

撮影した画像を後日調べたら、2コマに流星が写っていました。
どちらもペルセウス座流星群に属するものと思われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月16日 (日)

ふたご座流星群2012

1月のりゅう座流星群、8月のペルセウス座流星群とともに、三大流星群とされているふたご座流星群。ことしの極大予想は12月14日午前8時。13日の夜は新月のため、月明かりが全くない好条件で見ることができるので、楽しみにしていました。

当日の夜はずっと快晴。風もなく、絶好のコンディションでした。ただ、この時期は例年仕事が忙しく、平日に遠征することはできません。ドームの南側に張り出した小さなベランダで空を見上げました。

23時前の流星の数はそこそこでした。22時54分頃、南西の空にマイナス3等級ほどの火球を見ることができたので、翌日のことも考え、部屋に戻りました。あとはポータブル赤道儀をセットして、明け方まで自動撮影です。

Gem2012_n6_ver2kspotm
翌日、画像をチェックすると流星が写っていたのは6コマだけでした。適当に合成した画像をアップしておきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月15日 (木)

ふたご座流星群2011

Dsc_174849ktonem皆既月食の余韻が残る中、昨夜はふたご座流星群が極大を迎えました。

今年は満月過ぎの大きな月があったため、条件はあまり良くありませんでした。

1枚目の写真は、24:41から30秒露光した画像とその直後に撮影した画像を合成したものです。1分間の間に2つの流れ星が写りましたが、この解像度でおわかりになるでしょうか。

Dsc_1800ktonem2枚目は25:07~のものです。

ふたご群ではいつもオリオン座の方向を狙うのですが、固定撮影をしているうちに写野に月が入ってきてしまうため、今回は北天を撮影してみました。

放射点から離れている上、月明かりによるかぶりを押さえるため、F2.8まで絞っていたので効率は悪かったと思います。30秒露出で600コマ以上撮影し、写ったのは5コマほどでした。

撮影準備中には眼視で5つほどの流星を確認することができました。月明かりを考えれば、それなりに出現していたのではないでしょうか。

流星の写真としては物足りないのですが、自宅からでも北天がそれなりに写せることが分かったので、次回は日周運動をメインに撮影してみようと思います。

撮影データ
ニコンD7000 ISO800 20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF →F2.8 30秒露出 固定撮影

| | コメント (0) | トラックバック (0)