山歩き

2018年8月17日 (金)

八方尾根

昨日の続きで、翌8/15の様子です。
朝起きてみると、いつの間にか駐車場はほぼ満車状態。リフトの動き出す7時15分に合わせて行動開始です。カフェテリア黒菱は営業していないようでしたが、トイレは夜間も使えました。明るく清潔なので、とても助かりました。


さて、天候は相変わらず落ち着きません。それどころか、出発するころには霧が上がってきてしまいました。
黒菱第3ペアリフトを降りた時はこんな感じ。

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どちらに進んでいいのかわからず、先に行く人についていく形でクワッドリフト乗降口までたどり着きました。

「リフトに乗っている間に霧の上に出られたらいいね。」などと話していると、本当に青空が見え出してきました。八方池山荘の前には、このような景色が広がっていました。

Dsc_0699m

早速歩き始めると、右手には雲海の上に白馬三山も見えてきました。

Dsc_0700m

この後はまた霧の中でしたが、すぐに霧が晴れてきそうな気配もあります。そのため、展望の良い尾根道コースを進んでいきました。

石神井ケルン、第二ケルンと順調に進み、霧が晴れるたびに景色を眺めながらのトレッキングでした。
そして、めざす八方池に到着です。

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近くにいた方によると、ここ数日で一番良い気象条件だとのことでした。日程を延期して大正解でした。

このまま唐松岳まで登れたらいいなぁという思いを残しながらも、第三ケルンを回り、最後に八方池と霧の向こうに浮かぶ白馬三山を目に焼き付けて下山の途につきました。

Dsc_0725m

いつものようにデジタル一眼レフも持って行ったのですが、今回印象に残った画像はすべてスマホでの撮影によるものでした。スマホ搭載のカメラ機能が向上するのはうれしいことなのですが、一眼レフの良さを引き出せていないのかと思うと、なんだか複雑な心境です。

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2018年8月16日 (木)

白馬方面へ

今年の夏の旅行は、5年前に大雨で断念した八方尾根に1泊2日で行く計画を立てました。
ところが、予定していた日は天気予報が芳しくありません。

そこで、予約していた宿をキャンセルし、天気予報と相談しながら少しでも天気のよさそうな日を選び、車中泊の旅に出かけました。


初日はのんびり出発して、白馬方面のゆったり観光&温泉です。
まずは白馬岩岳マウンテンリソートへ。
山頂にあるカフェレストラン「スカイアーク」の周りを散策しながら、景色を楽しみました。

Bunarin

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西に雲があったため、北アルプスの眺めは今ひとつでしたが、リゾート内にはチェアやハンモックがたくさん設置されていて自由に使うことができました。
特にヤッホーデッキは景色が良く、山頂ゆり園と一緒に眺めながら、ゆったりと過ごすことができました。

Santyoush

続いて、温泉です。いろいろ調べた結果、5年前に泊まったホテルの露天風呂が良さそうだったので、少し遠いのですが行ってみることにしました。

前回はずっと天気が悪く、山の景色はおろかスキーのジャンプ台さえよく見えなかったのですが、今回はバッチリでした。しかし、次第に積乱雲が発達してきて、八方尾根辺りに落ちる雷まで確認できる始末。激しい雨をやり過ごしながら夕食を摂りました。

さて、車中泊の場所ですが、翌日の行程だけでなく、できれば良い条件で星も見たいこともあって、黒菱駐車場まで上がってみることにしました。
途中の林道は予想通り、道幅が狭くカーブの連続です。しかし全面舗装路ですし、夜間のため対向車があってもヘッドライトで早めにわかるので、それほど大変ではありませんでした。

駐車場に着くと、スペースはずいぶん空いていました。
トイレにほど近く、平らな場所に車を停めて外に出ると、雲間から星が見えていました。これがまた久しぶりに見る素晴らしい星空!! 標高は1500mとのことなので、赤城山新坂平とそう変わらないのですが、近くに大きな街がないせいか、微光星の数が明らかに違います。天の川の中にあるカシオペア座などは、どれがW型の5つの星なのか、一瞬戸惑うくらいです。高校生の時に「星空への招待」会場で「2等星が威張ってる!」と思ったあの感覚をふと思い出しました。

画像は、わし座~いて座付近です。画面左下には、流星と最接近を過ぎた火星が見えています。固定撮影の1枚撮りでもこれくらいは写りました。

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ニコンD600 ISO1600 AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED F2.2 20秒×1コマ

できればこのまま起きていて、昇るオリオン座を撮りたかったのですが、絶えず雲が流れていたことに加え、東側にはリフトや建物が多かったので、固定撮影を少しして眠りにつきました。

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2018年3月18日 (日)

近所の山歩き

我が家のすぐ近くの山に登ってきました。

穏やかな天気だったので景色は春霞に覆われていましたが、近景は十分に楽しめました。

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麓の雑木林では、カタクリが見頃を迎えていました。Dsc_0438tm

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2017年8月14日 (月)

赤城山(地蔵岳)とペルセウス座流星群

今年のペルセウス座流星群の極大予想時刻は、8月13日午前4時。土曜日から日曜日にかけての夜なので、遠征には好都合です。しかし、下弦前の月が22時頃には昇ってきてしまうので、街灯りを避けても月明かりの影響からは逃れられません。また、ここのところ天候不順で天気予報も芳しくありません。
そこで、近場の観察ポイントに行き、昼間は簡単な登山、夕方は温泉、夜はペルセ群が見られたらラッキーというお気軽プランを考えてみました。

第1案は奥日光のハイキング+戦場ヶ原でペルセ群。
しかし、天気予報では、20時頃まで雨。
そこで急遽、赤城山登山をしたあと、天気予報を見て観測地を決めることにしました。これなら最悪の場合、帰宅するのにも楽です。
赤城山の最高峰である黒檜山には、2008年6月に登っています。今回は、最高峰ではないものの一等三角点がある地蔵岳に行ってみました。


大洞の駐車場に車を停めて歩き出すと、すぐにキアゲハが近寄ってきました。
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前橋市赤城少年自然の家の反対側にある登り口から登山開始です。Dsc_9944m

しばらくは、笹の間のガレ場を登っていきます。標識も整備されていますが、ほとんど人に会いませんでした。Dsc_9947m

こんな倒木もあり、場所によっては下をくぐり抜けるところもありました。Dsc_9948m

途中の開けた場所からは、山頂の電波塔が見えました。Dsc_9965mjpg

地蔵岳の頂上いつも眺めているのでよく知っているつもりでしたが、こんなに電波塔があったのですね。Dsc_9973m
ここが山頂の一等三角点。Dsc_9977m

振り返れば、この景色。
歩き始めた頃は霧がまいていましたが、お昼時には晴れてきました。Dsc_9982m

帰路は八丁峠方面へ。整備された木道が続き、小沼の眺めがいいはずなのですが、急にガスってしまいました。Dsc_0981m

かなり下ってjから、ようやく小沼が見えました。Dsc_0983m

八丁峠の登山口はこんな場所。山頂まで1時間で往復できるそうです。

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スキー場の跡地が見えてくれば、ゴールはすぐそこです。Dsc_9992m

駐車場に戻って天気予報をチェックすると、奥日光方面はまだ雨模様です。
時刻は14:40。時間はたっぷりあるので、大沼のほとりで少し休んでから一度下山して、温泉に行くことにしました。
17:30過ぎにGPVの天気予報を見ても奥日光は雨模様。この時点でペルセ群は赤城山で見ることにしました。
夕食を取り、コンビニの駐車場から前橋の花火をちょっと見物してから新坂平に行くと 曇天にもかかわらず、結構人がいました。

しばらくすると、隣の車の方から専門的な話が聞こえてきます。
あいさつに行ってみると、なんと群馬星の会のSさんでした。
(素晴らしい天体写真と機材を見せていただきありがとうございました。)

天気予報では、深夜から雲が薄くなりそうです。しかし、23時を回ってもなかなか回復せず、周りの人もあきらめて帰って行きます。
私も帰り支度をしていると、雲が切れ始め、隙間から星が見え始めました。
あわてて機材を組み直し、極軸合わせやピント合わせなどの準備を始めました。、
23:40におは、なかなかの空になりましたが、流星は少なめです。
カメラに収めた一つ目の流星がこちら(23:55)。

Dsc_9994km

いくつか合成してみました。Dsc_9988999499979999syum

月明かりはあるし、雲が通過する時間帯もありましたが、そのまま夜明けまで流星見物を楽しみました。Dsc_0275036805450546syutone00940165

薄明が始まり、もう金星とかカペラしか見えない中、青空に流星が流れる光景はなかなか見応えがありました。
その後、日の出を見ようと鳥居峠まで行ってみると、見事な雲海が広がっていました。

Dsc_0977shtm

久しぶりに充実した24時間でした。

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2017年8月 5日 (土)

木曽駒ヶ岳

今年の夏休みは、かねてから群馬星の会のツアーでアメリカ日食に行く予定でした。しかし、仕事の関係でどうしても都合がつかず、泣く泣くキャンセルしました。

代わりというわけではないのですが、先日、久しぶりに山歩きに行ってきました。
行き先は、ロープウェイを使って簡単に標高が稼げる中央アルプスの木曽駒ヶ岳です。

実は1990年の8月14/15日にも行っているのですが、このときはずっと天気が悪く、景色はすべて霧の中、。宝剣岳も見ていません。写真も高山植物を少し撮っただけで、下山する時にわずかに千畳敷カールの下部を見ただけです。

そして今回ですが、今年の夏は天候不順で天気予報は芳しくありません。判断に迷いましたが、日程が動かせないのでとにかく出かけてきました。
初日は予報通りの曇り空。千畳敷駅を出発する時は雨も降ってきました。その後幸いにも雨はやみましたが、霧が深く前回と同じようなパターンです。

ところが…。
翌日は朝から快晴。こんな景色を堪能してきました。

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2014年8月21日 (木)

水上・谷川

17、18日と水上&谷川に行ってきました。
郷土の名物ともいえる「上毛カルタ」では、「水上谷川 スキーと登山」と歌われていますが、最近(特に夏)は、水辺のポーツが盛んです。

道の駅「水紀行館」付近で見たラフティングの様子。
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諏訪峡を散策していると、バンジージャンプが・・・。
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近くで眺めました。
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翌日は、谷川の一ノ倉沢へ向かいました。

まずは、マチガ沢で一休み。
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やがて見えてきた一ノ倉沢です。
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この道路は、数年前から,一年を通して車両通行止めになっています。そこで、先日自作した車載スタンドを使って、マウンテンバイク&クロスバイクを持ち込みました。
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マウンテンバイクは、20年以上前に買った古い古い物ですが、しっかり役に立ちました。

もう少し近くで見た一ノ倉沢。まさしく垂直の壁ですね。
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雪渓のアップです。

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帰りがけ、なにげなく水上駅方面に行ってみたら、思いがけずSLに出会うことができました。
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2011年5月15日 (日)

小丸山(袈裟丸山)

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久しぶりに,山歩きに行ってきました。
みどり市の最高峰である袈裟丸山の手前,小丸山です。

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折場登山口から登り,弓の手コースを進みました。駐車場が満杯でしたが,それもそのはす。ヤシオツツジが見頃を迎えていました。

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左手にヒライデ沢を臨む笹の原は,広々としていて,とても気持ちのよい空間でした。

Dsc_0366mus つつじ平まで来ると,袈裟丸山の様子がよく分かります。

Dsc_0382mus 小丸山頂上には,すでにたくさんのハイカーがいらっしゃいました。写真は,日光白根山方面の眺めです。

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帰り道では、鹿に出会いました。

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復路も同じコースをたどりました。笹の原は、やはり気持ちがいいです。

Dsc_0412mus 初夏の山は,芽吹く木々で覆われていました。

小丸山についての登山情報は、私がよく利用させていただいている山の町 桐生 の中にある 小丸山(袈裟丸山)のページがおすすめです。

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2010年5月 1日 (土)

鳴神山に行ってきました

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見事な五月晴れの下、桐生市北部の鳴神山に登ってきました。実は今まで巡り合わせが悪く、今回が初めての訪問です。

午前7時に川内側の駒形登山口からゆっくりしたペースで登り始めました。
8時30分に尾根の「肩の広場」に到着。山頂に立ったのは8時40分でした。
北には、日光白根山や男体山、武尊山、谷川岳が見え、南には桐生の町並みや吾妻山を見下ろし、さらに遠く富士山も確認できました。

Dsc_2709mus ふもとの山々は、新緑が美しいのですが、標高が上がるに連れてその色が薄くなり、山頂付近はまだ木々が芽吹く前の状態です。
そんな中、ヤシオツツジが見頃を迎え、きれいに咲き誇っていました。

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2008年10月23日 (木)

ステレオ写真

Dscn5649m先日、飯盛山に行ったとき、国立天文台の野辺山宇宙電波観測所に立ち寄りました。正確に言うと、すぐとなりの南牧村農村文化情報交流館に寄っただけですが・・・。

中にはいると、最近作ったばかりの「組立天体望遠鏡」が山積みになっていました。

Radio_teleそれはさておき、電波観測所のパラボラアンテナを見るのは、ずいぶん久し振りでした。この交流館からの眺めもなかなかのものです。そこで、一時期凝っていた「ステレオ写真」を撮ってみました。これは、少し位置を変えて写した2枚の写真を使って、立体視するものです。ついでに、他のステレオ写真も星空へのいざない(本館)にアップしておきました。立体視には、多少コツがいりますが、なかなかおもしろいものです。興味のある方はご覧ください。

本日、星空へのいざない(本館) 122000HIT。

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2008年10月12日 (日)

飯盛山

Dsc_5190 好天に恵まれた三連休は、テニス仲間と山歩きに行ってきました。

今回の山は野辺山にある飯盛山。標高1653mですが、登山口がすでに1448mあるので、標高差はたったの205mです。

それでも、山頂からは360°の眺めが広がります。八ヶ岳、南アルプス、遠くには富士山も見え、楽しいトレッキングでした。

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