« 2025年8月 | トップページ | 2025年10月 »

2025年9月

2025年9月22日 (月)

スターウォッチングin赤城2025のご案内

例年10月に開催している群馬星の会「スターウォッチングin赤城2025」のご案内です。

口径40cm反射望遠鏡をはじめとする多数の天体望遠鏡を駆使して、一般の方々に楽しんでいただけるよう計画しました。どうぞ奮ってご参加ください。

Sw2025leaflet

赤城山新坂平は、標高1430mあまり。よく晴れた晩には、県外からもたくさんの人々が星を見に訪れるところです。
開会は19時。月齢は3.9で、月はすでに西の地平線下に沈んでいるので、月明かりもなく、素晴らしい星空を楽しむことができることと思います。

今年は、15年ぶりに土星の環の消失が起こります。11月に3回目の消失を控えていますが、どのような姿を見せてくれるでしょうか。深夜には東の空に木星も昇ってきます。

1月に発見されたレモン彗星(C/2025 A6 Lemmon)が明るくなるとの情報もあり、日没後から開会行事の頃にかけて、その姿を見ることができるかもしれません。興味のある方は、早めのご来場をおすすめします。

当日、現地で受付になりますので、直接お越しください。
冷え込みが予想されますので、十分な防寒対策をお忘れなく!
        
公式案内はこちら(会長のHP)

2023年のようすはこちら。
(昨年2024年は天候不良のため中止でした)

なお、当日の実施・中止等の確認情報は、このblogでお知らせいたします。

| | コメント (5)

2025年9月20日 (土)

2025/9/8 皆既月食 その3

3回目は、皆既月食の全経過を合成した画像です。

まずは01時20分から05時15分までの全経過です。
月が沈む頃には空が明るくなり、雲も多くなっていたのでこのような描写になりました。

2025090801h20m05h15m

次は、最後の2コマを除いて01時20分から05時05分まで合成してみた画像です。

99490095mei

雲は目立たず、夜の雰囲気も出てきたのですが、せっかくの山並みがほとんどわかりません。
そこで、05時00分に撮影した別のコマを背景に使い、再合成してみたのが3枚目の画像です。

99490095mei0085no-moon

手元にある素材をいろいろ組み合わせることで違った表現ができるところがデジタル時代の良さでもあり、難しさでもありますね。

<共通データ>
Nikon D610(HKIR改造) AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED 

| | コメント (0)

2025年9月10日 (水)

2025/9/8 皆既月食 その2

今回は月食の拡大撮影ではなく、風景を入れた画像の紹介です。

1枚目は榛名山を前景とした皆既食中の様子です。
輝度差があるために、適正露出が難しいです。
このコマは皆既中の赤銅色を表現しようとしたため、山並みが空に埋もれてしまいました。
かといって、地上風景を重視すると月が露出オーバーになってしまいます。
人間の目の優秀さ(ダイナミックレンジの広さ)を感じました。

Z63_8493_03h23m

Nikon Z6Ⅲ NIKKOR Z 24-120mm f/4 S 34.5mm ISO200 F5.6 8秒


2枚目は、部分食の様子です。雲や山並みのおかげで印象的な景色になりました。
これが、皆既中の月だったらもっと良かったのですが・・・。

Z63_8579_04h37m

Nikon Z6Ⅲ NIKKOR Z 24-120mm f/4 S 62mm ISO200 F5 1/2秒

このあと、全経過の合成を行う予定なのですが、最後に雲が出てきてしまったので果たして思い通りの画像になるかどうか…。

 

| | コメント (0)

2025/9/8 皆既月食

国内では、2022年11月8日以来、約3年ぶりとなる皆既月食が起こりました。
我が家は西の視界が良くないため、紫金山・アトラス彗星撮影の時に通った赤城山西麓に向かいました。

とりあえず、おきまりの皆既中の拡大撮影をアップしておきます。
皆既中の月は、前回より若干暗いように思ったのですが、みなさんはいかがだったでしょうか。
Dsc_6471levelusm

2025/9/8 03h11m
Nikon D7000 FSQ-106 1.6×Extender

 

 

| | コメント (0)

2025年9月 2日 (火)

昨夜(9/1)の土星

今年の夏も「昼間は猛暑。夜は曇りの熱帯夜」が続きました。
先週末の「夏の星空観察会」も、開始早々に月と夏の大三角が確認できたくらいで、参加された方の半分ほどしか、天体望遠鏡で星を見ることができませんでした。

9/1も天気予報では雲が増えてくるはずでしたが、20時を過ぎても晴れていたので、久しぶりに土星を見てみました。ずいぶん環が細くなっていますが、これはこれでおもしろいですね。
9/28の衝に向けて観測好機が続くので、今後は少しでも晴れてほしいものです。

202509011229_

2025/9/1  21h29m  ZWO ASI 290MC
25cmF6ニュートン F8コマコレクター+Televue POWERMATE 2.5× 

| | コメント (0)

« 2025年8月 | トップページ | 2025年10月 »