伝統的七夕
昨夜は国立天文台の提唱する「伝統的七夕」でした。以前は「明かりを消して星を見よう」といったライトダウンも呼びかけられていましたが、最近はそうした勢いは少し下火になっているような気がします。
それはさておき、市内の公園で行われた星空観察会を担当してきました。
しかしながら、天気予報では夕方から雷雨。望遠鏡を用意しているときも、雲放電が起きていました。早くいらした方には、なんとか雲間のベガを見ていただけましたが、今にも雨粒が落ちてきそうだったため、室内での解説に切替えました。
一通り話も終わり外に出てみると、東の低空だけ雲が薄いようでした。「もしかしたら土星が見えるかも」と望遠鏡を向けると、雲間からうっすらとその姿を現してくれました。決して良い条件ではありませんでしたが、予想に反して実物を見ていただくことができ、うれしい誤算でした。
帰路につくと、市内の道路はかなり濡れていました。車から機材を降ろし、遅めの夕食をとっていると激しい雨音が聞こえてきます。観察会の最中によく雨が降ってこなかったものだと胸をなで下ろしました。
画像は7月24日に撮影した土星です。見たという証拠写真レベルですが、これ以降まともに撮影できていません。
昼だけでなく、もっと夜も晴れて欲しいものです。
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