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2022年12月

2022年12月30日 (金)

2022年の終わりに

2022年も新型コロナウイルスは収束せず、天体観察会にもまだ影響が出ている状況です。そんな中でも、天候に恵まれて皆既月食やふたご座流星群を楽しむことができたのは、明るい話題でした。

画像は、12月27日~28日にかけて撮影した北天の日周運動です。2014年1月に成功してからも撮り直し続けているのですが、やはり簡単ではありません。今回も、露出前半に雲が出ていまい、その影響で画面左側が少し黄色っぽくなってしまいました。車のライトについては、あまりにも影響が大きいコマはそれなりの修正をしているのですが、それでも目立ってしまいました。

Dsc_90670503_n1436_comp3tm

2022/12/27 17h45m~
Nikon D600 jpg撮って出しの画像をSiriusCompで比較明合成
AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED F3.2
露出29秒×1436コマ(インターバル1秒) ISO250

 

本日、藤井旭さんの訃報が届きました。
このことに関しましては、少し落ち着いてからまた触れさせていただきたいと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。

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2022年12月25日 (日)

ふたご座流星群2022

今年のふたご座流星群は、夜半前に月が昇ってきたものの、一晩中快晴に恵まれました。仲間からは「結構飛んでいるよ」との連絡がありましたが、私は帰宅が遅くなってしまったために、あまり見る時間はとれませんでした。
かわりにいつものようにカメラをセットし、明け方まで1,700コマほど撮影しました。それを1コマ1コマ確認し、流星が写っていた37コマを比較明合成したものが下の画像です。

Geminids_20221214n37m2

Nikon D600 ISO1250 AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED F2.5  14s×37コマ

画像処理については、2020年のふたご座流星群とほぼ同じ手法です。
今回は月が明るかったためにバックの星空に迫力がありませんが、流星の数は若干多くなっています。ただ、散在流星も2つほど混ざっているようです。

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2022年12月11日 (日)

ターコイズフリンジ

月刊天文ガイド2023年1月号の表紙は、沼澤茂美氏による「11月8日の皆既月食・部分月食時の3つのレイヤー」でした。
自分が撮影した画像からも同じような表現ができるかもしれないと思ってやってみたのが下の画像です。Dsc_57525754nxdshm 

2022/11/08 19:02:30 
Nikon D7000 25cmF6反射直焦点 

露出を変えて撮影した画像をStellaImage8で2枚加算平均したあと、トーンカーブ調整などを行いました。
欠け具合は、沼澤さんの画像とはちょうど反対くらいの時刻ですね。
ターコイズフリンジもなんとなくわかるような気がします。

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