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2021年1月10日 (日)

ふたご座流星群2020

年末年始の休業中に、ようやくふたご座流星群の画像確認と処理ができました。

まず、12/12(土)の夜は1,300コマほど撮影しましたが、流星が写っていたのはたったの5コマ。それも小さなものばかりだったのでお蔵入りです。実際、眼視でも流星を捉えることはできませんでした。

極大時刻に一番近い13日(日)の夜は、宵のうちから雲が出てきてしまい、20時過ぎには雲量8以上。撮影は諦めました。

そして14日(月)の夜。時折雲が流れるものの、まずまずまずの空でした。21時過ぎから空を見上げると、市街地で明るく、視界も悪いにもかかわらず、20分間ほどの間に3、4個の流星が見られました。
そして、1,400コマほど撮影した中に19個の群流星が写っていました。

まずは、背景画像から。
ソフトフィルターを使って輝星をにじませてみました。自宅からの撮影なので、何もしないとこのように街明かりの中に星が埋もれてしまいます。

Dsc60536060m

 

先ほどの画像にフラット処理や強調処理を施して、きれいな星空っぽくしてみました(よく見たら、左上にドームの端が写り込んでいました)。
Dsc60536060fl6curvem

 

さらに、流星が写っていた画像を比較明合成して完成です。

Dsc60536060fl6curve12tif20nm

Nikon D600 ISO1250 AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED F2.5  14s×20コマ

極大日以降の撮影でしたが、2017年のふたご群よりも、少し多くの流星を捉えることができました。

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