スターウォッチングin赤城2015 ご報告
先週末に行われたスターウォッチングin赤城2015は、天気予報がよい方向にはずれ、秋の夜空をゆっくり楽しむことができました。簡単ではありますが、その報告をさせていただきます。
桐生の自宅を出たときは、全天の雲。星空は全く期待できない状態でした。
会場である赤城山・新坂平駐車場に近づくにつれ、雲が薄くなってきました。
途中は見事な紅葉でした(スマホで撮影)。
会場に到着し、準備を進めているうちに、晴れ間が広がってきました。
あたりが暗くなってくると、西の空には沈みゆく土星と月が見えてきました。
時折、霧がまいていたものの、早めに到着した方には、土星の環や月のクレーターを見ていただくことができました。
予定時刻を少し過ぎた19時10分。開会行事をスタートしました。
この催しも今年で29回目となりました。参加・協力いただいているすべての方々に感謝申し上げます。
開会行事が終わる頃には、雲もほとんどなくなり、澄み渡った空が広がりました。
まずは、倉林さんによる星空解説です。
続いて、プロジェクターを使って古代エチオピア王家にまつわるギリシャ神話と天体の解説を行いました。
その後は、会員が持ち寄った望遠鏡で夏~秋の天体を楽しんでいただきました。
今回は、あたたかい割には比較的透明度もよく、天の川も肉眼でよくわかりました。
しかしながら湿気がひどく、私のシュミット・カセはフードをまいていても補正板がびっしょりになってしまいました。アイピースまで曇ってしまうのには閉口しました。
恒例のお楽しみ抽選会は、協賛・協力いただいた各販売店や事業所からの景品をジャンケンやくじ引きなどで参加された皆さんにお持ち帰りいただきました。
後半は、協力をいただいているアストロアーツさんの天文ソフト「ステラショット」のデモンストレーションを行いました。webでも紹介されていますので、そちらもご覧ください。
また、会員が所有しているポータブル赤道儀を持ち寄り、比較会も行いました。ネットなどでは伝わってこない質感や重さ、使用感などを直にうかがうことができました。
その後もほとんど曇ることなく、いつしか、冬の天体も昇ってきていました。
この望会を開催するにあたっては、多数の各種団体、企業、個人等の方々のご協力をいただいています。
この場をお借りして御礼申し上げます。
ご協力いただいた団体は、以下のとおりです。
群馬県教育委員会/前橋市教育委員会/赤城山総合観光案内所/県立ぐんま天文台/
上毛新聞社/朝日新聞社前橋総局/群馬テレビ/FM GUNMA/
CST(コンピューター・システム・テレスコープ)/ギガオプト/サンデンファシリティ㈱/CONTACT/中村悦子音楽事務所/ホンダドリーム高崎/NPO法人あかぎくらぶ/
アストロアーツ「月刊星ナビ」/誠文堂新光社「月刊天文ガイド」/星の手帖社/
かとう心療クリニック/あづまクリニック/藤岡こどもクリニック ほか
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