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2015年1月

2015年1月31日 (土)

1/23のラブジョイ彗星

今日は空いた時間があったので、撮りためた画像を処理してみました。

といっても、1/23は雲が飛んできてしまい、まともな画像はやはり少ししかありませんでした。
まずは、飛び飛びのコマを拾って10枚合成した画像です。
2014q2elpsdf120s10pchtkm_20150123

彗星核を基準として位置合わせを行っているので、普段なら恒星が線状になりますが、今回は撮影時間の間隔がまちまちなので、とても見苦しくなってしまいました。

そんなおり、私が所属している群馬星の会のメーリングリストで、DeepSkyStackerというスリーソフトのことが話題になっていました。あのRegistaxのDeepSky版のようなもののようです。そして、調べてみると、なんと彗星も恒星も流れない合成ができるらしいのです。
参考にしたのは、たとえばこのページです。

早速、ダウンロード&インストールしてみました。
これが恒星&彗星基準の合成もできるスタッキングパラメーターの画面です。

Dss

恒星の位置は自動で検出してくれます。
彗星の位置は一コマずつ指定しなければなりませんが、とりあえず赤い円の中に入っていれば大丈夫なようでした。

わくわくしながら処理を進めました。
そして、できあがってきた画像がこれです。

Cometstartkdigikm_0123

なんということか、恒星にすべて残像のようなぼやけた光が付いてしまいました。
なんだが恒星の位置がずれて合成されてしまっているようなイメージです。
ところが、不思議なことに恒星基準の合成および彗星基準の合成画像は、それぞれ全く問題がないのです。

いろいろ試したのですが、原因は今のところよくわかりません。
もう少し、試行錯誤してみます。

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2015年1月25日 (日)

1/20のラブジョイ彗星

1/20は透明度が悪く、競艇場のナイター照明がいつも以上に気になりました。
それでも、せっかくラブジョイ彗星が良い位置に見えているので、撮影することにしました。

まずはε-160 QHY9 LPS-P2フィルター 2分×20コマ

2014q2elpsdf120s20phc1kdigim_201501

続いて、もう少し遅い時刻に撮影した画像×10コマ2014q2elpsdf120s10phc4tkdigim_20150

後者の方が、時間分解能が高い分、尾の細かい様子がよくわかるような気がしました。

最後に、LRGB合成した画像です。

2014q2elpsdf120s10phc1kdigilrgbm_20

この日は60コマ、2時間以上撮影しました。
枚数が多かったこと、時間を区切って5枚ずつあるいは10枚ずつのコンポジットなどをしてみたことなどから、アップするのも遅くなってしまいました。

いずれ、移動の様子を動画にしてみたいと考えています。

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2015年1月23日 (金)

1/19のラブジョイ彗星&今日の三日月

ラブジョイ彗星がどんどん北上しています。19~20日は、M45(すばる)のちょうど西側に位置していました。
自宅での撮影を続けていますが、テレスコープイーストに変えたところ、近くのお寺の明かりがスリットからちょうど差し込む位置になってしまいました。

そこで以前ε-160用に作成したフードを使用したのですが、ゆるみがあって傾いていたためかフラット補正がうまくいきません。StellaImage7 で周辺減光補正などを行っているうちに、ずいぶん時間が経ってしまいました。
2014q2elpsd120s10phcsyu1tdigiflm_20
ε-160 QHY9 LPS-P2フィルター 2分×10コマ 彗星核を基準に合成
(今回から、またLPS-P2フィルターを使っています)

この日は途中から雲が出てきてしまったったため、10コマの合成がやっとでした。

同じ時間に撮影した、FSQ-106+EOS Kiss X6i(改)によるRBGとの合成画像はこちら。

2014q2elpsd120s10phcsyu1tdigifllrgb

今日はきれいな三日月でした。地球照もよくわかりましたね。
Img_3127mus

いつものようにラブジョイ彗星も撮影しようと思っていたのですが、準備をしているうちに次々と雲が飛んで来るようになってしまいました。
強行撮影してみたのですが、ほぼ全滅という結果でした。

月齢を考えると、今度の週末が良い条件で撮影できるラストチャンスでしょうか。

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2015年1月20日 (火)

QHY9の接続

昨年4月に冷却CCD(QHY9)を購入したものの、今回のラブジョイ彗星撮影までなかなか本格的な運用ができませんでした。
その理由の一つが望遠鏡との接続です。
タカハシ製作所の鏡筒だけでも、ねじの規格はいくつかあります。
また、物理的に接続ができてもピントが出ない場合が多いものです。

Img_20150118_223512m左の写真は、接続できそうなパターンを考えたときのメモです。
鏡筒別、フィルターホイールの有無などを考えているうちに、何枚も書きためることになってしまいました。

現在、フィルターホイールを使うとどの鏡筒でもピントが合いません。メモをもとに接続に必要なリングやアダプターを注文したところです。
しかしながら、望遠レンズによるHαフィルターを使った撮影については接続方法が思いつきません。

このようなアダプターフォーカサーを特注で作っていただくしかないのかもしれません。

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2015年1月18日 (日)

良い環境での観察会(のはずが・・・)

私が住む桐生市には、野外活動を楽しむことのできる施設がいくつかあります。
昨夜はそのうちの1つである「桐生野外活動センター」で、観察会の手伝いをしてきました。

ここは市街地から離れた山間部にあり、なかなかの星空が楽しめます。
今回は、観察会のあとにラブジョイ彗星の撮影も行ってこようと考え、それに適した機材を持っていきました。

Udon_3参加された方々は、手打ちうどんを作り、おいしくいただいてから星空の観察になります。

午後6時、まずは体育館でプロジェクターを使い、今日の星空解説を行いました。例年より小さなお子さんが多く、反応があってとてもおもしろかったです。

外に出てみると、いつの間にか雲が押し寄せてきていました。冬型が強く、北部では雪が降っているようでした。

一緒に講師を務めるKさんがいそいで星座解説を行い、オリオン大星雲とすばるを中心に観察していただいたのですが、やがて風花が飛んでくる始末。
参加者全員に2天体を見ていただいたあと、体育館に戻って彗星の説明や今年の主な天文現象を紹介して、少し早めのお開きとなりました。

解散後も天候は回復せず、風花どころか本当の雪ではないかと思うような気配もありました。せっかくの暗い空ですが、天候には勝てません。

帰宅すると、市街地は案の定すっきりと晴れていました。
いそいで望遠鏡をドーム内にセットし直し、カメラを取り付けて、構図を決めて、ピントを合わせて・・・と撮影の準備をしているうちに、ここでも結局曇ってきてしまいました。

13日以降、まともな画像が撮れていません。

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2015年1月16日 (金)

1/13のラブジョイ彗星

1/13のラブジョイ彗星です。

撮影機材や条件は前回と同じですが、30コマではなく、20コマを彗星核を基準に合成しています。
2014q2enodf120s20phcsyudigifltonem_

続いて、FSQ-106+EOS KissX6i(改)ノーフィルター 2分×20コマの画像です。

2014q2fsqdf120s20p23digifltonembs_0

色ムラがあったので、StellaImageでの画像処理のあと、フラットエイドで緩和してあります。

今回のCCD画像は、仕事に使っているWindows8.1マシンで撮影しました。
途中でドームまで様子を見にいくと、いつになってもCCDのシャッター音が聞こえてきません。調べてみたらパソコンを操作していないと15分でHDDの電源が落ちる設定になっており、途中から撮影できていませんでした。気付いた時には、今度はデジタルカメラのバッテリーが終わっていたため、同時刻の撮影がほとんどできていません。そんなわけでLRGB合成はしませんでした。
何か環境を変えて撮影するときは、十分注意しないといけませんね。

ただ、どちらも2分露出×20コマなので、機材の違いを見るにはいいかもしれません。

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2015年1月12日 (月)

1/10のラブジョイ彗星

おとといのラブジョイ彗星です。

2014q2enofd120s30phckdigisyum_20150
ε-160 QHY9 ノーフィルター 2分×30コマを彗星核を基準に合成

1/9の画像を見て、もう少し露出がかけられそうだったので、1分から2分に変えてみました。

引き続き、FSQ-106+EOS KissX6i(改)によるRGB情報を使ったLRGB画像です。
こちらはデジカメ画像の露出時間に合わせて、2分×15コマを合成しました。

2014q2enofd120s15phctsyudigi_014lrg

前回(1/9)より、尾の構造が複雑になっているようです。

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2015年1月10日 (土)

昨夜のラブジョイ彗星

昨夜は月が昇ってくる前に彗星の撮影ができそうでした。
そこで、先日考えたように光害カットフィルターの代わりにLフィルターを使い、1コマ当たりの露出を短くしようと考えました。

ところが、以前恐れていたとおり、フィルターホイールを取り付けると、ε-160ではピントが出ません。そこで、QHY9付属の赤外カットフィルター付きノーズピースを利用してみましたが、これでもピントが出ません。
しかたなく、フィルターホイールを開け、Lフィルターのみを取り出して途中にねじ込んで使うことにしました。
しかし・・・。
LPS-P2よりフィルター枠が厚く、補正レンズに当たってしまいます(※)。

そうこうしているうちに、時間はどんどん経っていきます。根本的な解決策の無いまま、今回はとりあえずノーフィルターで撮影してみました。

2014q2edf60s30pktdigisyum_20150109
ε-160 QHY9 ノーフィルター 1分×30コマを彗星核を基準に合成

月明かりがないのにあまりコントラストが上げられないのは、ノーフィルターによるカブリのいせでしょうか。

続いて、前回同様デジカメ画像を使った簡易LRGBです。

2014q2fsqdf60s30pktdigisyufllrgbm_2

実は、QHY9の読み出し時間とKissX6iの書き込み時間が全然違う(QHY9は10秒以上かかる!)ため、露出開始時刻や総露出時間が同じでも、撮影終了時刻は違っています。
今回はそのあたりはアバウトにやってしまいました。

時間が取れれば、きちんと合成したり、1分ごとの時間変化を追ったりしてみたいと思います。

※その後、明るいところでよく見たら、補正レンズに当たっているわけではありませんでした。あ~よかった。レンズに傷が付いてしまったかも、と心配していたのですが、セル(枠) の部分に当たっていたようです。(01/19追記)

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2015年1月 8日 (木)

1/7のラブジョイ彗星(C/2014 Q2)

昨夜のラブジョイ彗星です。
月明かりがあったのですが、もともと自宅からの撮影で街明かりの影響があるため、強行撮影してみました。

2014q2elpsdf180s15phcsyudigim_201_2
ε-160 QHY9 LPS-P2フィルター 3分×15コマ 彗星核を基準に合成

やはり、あまりくっきりとは描写できていません。
また、露出時間が3分と長いため、背景の恒星は連続した線にならず、点線状になっています。

この画像に、FSQ-106+EOS Kiss X6i(改)で取得したRBG画像を合成してみました。

2014q2elpsdf180s10phcsyudigilrgbtm

合計45分間の画像を合成しているので、彗星の尾に変化がある場合には分解能が落ちてしまいます。
次回は光害カット(LPS-P2)フィルターを外し、1枚当たりの露出時間を短くして、時間分解能を高め、尾の変化にも対応できるようにしていきたいと思います。

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2015年1月 1日 (木)

謹賀新年

新年 あけましておめでとうございます
 昨年は 大変お世話になりました
 
本年も よろしくお願いいたします

2015年は、強い寒気の影響で、冷たい風の吹く幕開けとなりました。

画像は、年末に撮影したオリオン大星雲(M42)です。

M42elpsdf30s60s180s300s10mdigipto_2

ε-160 QHY9 LPS-P2 30s、60s、180s、300sをそれぞれ10コマ
StellaImage7で加算コンポジット&デジタル現像
川上勇氏製作31cm赤道儀 NS企画 DOG NS-5000
NexGuideによる恒星オートガイド 自宅にて

RGBは以前撮影した画像 を使用してみました。

今回は、あまり強い画像処理はしなかったのですが、もう少し淡い部分を描写してみたいものです。

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