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2014年10月21日 (火)

スターウォッチングin赤城2014の報告

28回目を迎えた今年の「スターウォッチングin赤城」は、一晩中天候に恵まれ、充実した時間を過ごすことができました。

まずは、準備の様子です。
手前にあるのは、みどり市から参加してくださったTさんの自作望遠鏡です。
奥に見えるテントが本部&受け付けになります。
Dsc_5199m

開会行事前には、火星を観察したり、そのすぐ東にあるサイディングスプリング彗星(C/2013 A1)を探したりして盛り上がりました。画像はそのときに撮影したいて座のM8(干潟星雲)と球状星団M22です。西の空低く、街明かりの影響もあったのですが、そこそこ写ってくれました。
M8fsq60s12mdigisyum_20141018

M22fsq30s22mdigissflm_20141018

撮影データ:FSQ-106(改)  EOS Kiss X6i GN-170
M8:60s×12 M22:30秒×22

19時15分。定刻よりやや遅れて開会です。
あいさつ、日程説明、諸注意などを行いました。

続いて、会員による「星空解説」です。Dsc_3765leveltonem
担当は群馬県立ぐんま天文台のKさん。言うなれば、その道のプロですから、一般参加された方々にもわかりやすかったのではないでしょうか。

その後、会員が用意した望遠鏡を使って、星雲星団や二重星などをじっくり見ていただきました。

21時前からは「お楽しみプレゼント抽選会」です。
協賛・協力いただいた各販売店や事業所からの景品をジャンケンやくじ引きで参加者の皆さんにお持ち帰りいただきました。

Dsc_5213m

Dsc_5219m

Dsc_5221m

このあとも星空観察、皆既月食報告会と続きました。

Dsc_5225m

やがて、東の空には冬の星座も昇ってきました。
Winterd60020mmf3230s9mtonektm_20141
夜半から夜露が降りてきたため、星がにじんでしまいましたが、写真としては雰囲気が出たようにも思います。

スターウォッチングin赤城は、群馬星の会が主催するイベントで、予約不要の誰でも参加できる天体観察会です。その運営・企画はすべて会員が行っているため、至らない点も多々あるかと思いますが、来年以降も皆様に楽しんでいただけるよう尽力したいと思っています。ご希望、ご意見などがありましたら、ぜひご連絡ください。

ご協力いただいたCST、ギガオプト、県立ぐんま天文台、サンデンファシリティ(株)ホンダドリーム高崎、中村悦子音楽事務所の各社様からは、今回も組み立て式望遠鏡キットや7cm」望遠鏡、マルチスコープなどのプレゼント品を提供していただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

後日、星空へのいざない(本館)に詳しい報告ページをアップする予定です。
本館のサーバーが容量不足のため、こちらに追記しました。

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