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2013年6月

2013年6月29日 (土)

大彗星、現る。

Dscn0571syumusKKベストセラーズから、興味深い本が発行されました。その名も「大彗星、現る。」
著者は月刊星ナビでもおなじみの吉田誠一氏と、国立天文台の渡辺潤一氏です。

実は、この本の中に、私が以前撮影した百武彗星の画像を使っていただいております。
編集者の方が、AstroArtsの【特集】大彗星がやってくる!の企画で実施した思い出の彗星フォトコンテストで、私の撮った写真を見かけたのだそうです。

同じ大彗星と言っても、このときの企画は2004年春、明るくなると予想されていたニート彗星(C/2001 Q4)と、リニア彗星(C/2002 T7)のことでした。

そして、今回は、2012年9月に発見されたアイソン彗星(C/2012 S1)が大彗星になると予想されているのです。

アイソン彗星については、先日、国立天文台のページに詳しい情報がアップされたので、それをご覧になると良いと思います。

C1996b2_15さて、書籍についてですが、写真協力のお礼と言うことで、本日、私の手元に届きました。中をざっと見てみると、さすが吉田氏と渡辺氏です。彗星の一般的な解説から彗星観の変遷、彗星観測の楽しみ方、そしてもちろんアイソン彗星のことまで、充実した内容になっています。
KKベストセラーズのページでは、発売日は6/21となっていますが、もう書店にならんでいるでしょうか。ぜひ、手にとってご覧になっていただきたいと思います。
2枚目の写真は、この本の中で使っていただいた百武彗星の画像です。これは本当に驚くべき長さの尾が印象的な彗星でした。

アイソン彗星がどんな姿を見せてくれるのか、今から楽しみです。

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2013年6月22日 (土)

ぐんま天文台夏祭り2013

久しぶりに太陽が顔を出した休日。

朝起きて、NSO/GONGのH Alpha Network Monitorを確認すると、プロミネンスが下降していく様子がよくわかります。久しぶりに撮影意欲がわいてきました。
朝食を済ませ、望遠鏡の用意をしてみると、短時間に変化しそうなプロミネンスがまだ見えています。
しかし、あいにくの薄雲。ダブルスタックをシングルに替えたり、拡大率を変えたりしているうちに、どんどん雲が厚くなってしましました。
その後も、時折雲が薄くなるものの、撮影するには至りませんでした。残念。

2013webさて、タイトルの件ですが、7月27日(土)に「ぐんま天文台夏祭り2013」というイベントが行われます。

内容は、天文関連メーカーやショップによる展示即売会,製品デモンストレーション、各種イベントや村おこし展示即売会などです。

群馬星の会も、フリーマーケットに参加するほか、いろいろな情報交換も企画しています。また、館内では、天体写真展も開催予定です。

7月最後の土曜日、ぜひ、ぐんま天文台にお越しください。

詳しくは、ぐんま天文台のHPにある紹介ページをどうぞ。

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2013年6月15日 (土)

フラットエイドを試す

2011l4ef60s15m066175syum2左の画像は、6/3に自宅で撮影したパンスターズ彗星です。
以前書いたように、透明度も悪く、またフラット処理もうまくいきませんでした。あまりにもひどいので、このままお蔵入りするはずだった画像です。

Takahashi ε-160 + EOS KissX6i(改) 60s×15
川上勇氏製作31cm用赤道儀 ノータッチ撮影 
Vixen製Skysensor2000PC
StellaImage7で合成&デジタル処理

そこで、先日ご紹介した「フラットエイド」を使ってみました。細かいパラメーターなどはかなりいい加減です。また、元画像が悪すぎるので、最終結果もあまりいいものではありませんが、その効果をご覧いただけたらと思います。

2011l4ef60s15m066175tfltonem2
バックのしまり具合なども変えてありますが、上の画像はこのくらい明るくしないと尾が全く見えてきませんでした。

今回は、ひどい画像を何とか見られるようにするために使いましたが、そこそこの画像をもう少しよくしたいときなどにも使ってみたいと思いました。

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2013年6月 5日 (水)

天文雑誌の発売日

月刊天文ガイド7月号には、p.25 に「月面X」の記事が載っていました。私も今回、たまたまとらえていたのですが、結構、話題になっていたのですね。

星ナビでは、冷却CCD特集が載っていました。BJ-41Lに代わるCCDを物色中の私にとっては、タイムリーな記事でした。その中で紹介されていた「関東平野の真ん中から」のページは、以前からときおり訪問させていただいております。また荒井さんについては、Astro GPVでお世話になっている方でした。

お二人の記事にあったフラットエイドは、自宅でも撮影する私にとって、とても有用なソフトかもしれません。早速ダウンロードさせていただきました。

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2013年6月 4日 (火)

久しぶりのパンスターズ彗星

夕方のパンスターズ彗星は熱心に追いかけたのですが、新年度になってからは環境がいろいろ変わり、ご無沙汰していました。
昨夜は久しぶりに時間がとれたので、かなり眠たそうな空でしたが、ドームを開けてみました。
ステラナビゲーターの表示では、パンスターズ彗星は9.6等級とずいぶん暗くなってしまいます。しかし、AstroArtsの投稿画像などでは、立派なアンチテイルが見られます。まずは、改造デジタルカメラで狙ってみました。

彗星の移動やガイドエラーを考えると、露出時間はあまり延ばしたくありません。そのため、自宅での撮影でよく使っている光害カットフィルターは使用しませんでした。
結果は、街中での撮影だったのでアンチテイルは認められるものの、バックの色かぶりがひどく、またフラット補正もあまりうまくマッチしませんでした。あまりにもひどい画像なので、先日にの月面モザイク同様、お蔵入りしそうです。

2011l4eldf60s18mhcdigi_1229tm続いてカメラを冷却CCDに替えて撮影しました。画角が狭いので全体は入りきらず、核付近のアップになりますが、さすがモノクロCCD。写りが全然違います。

撮影データ 
高橋製作所ε-160+Bitran BJ-41L  IDAS Lフィルター 露出1分×18コマ
川上勇氏製作31cm用赤道儀 ノータッチ撮影 
Vixen製Skysensor2000PC
StellaImage7で合成&デジタル処理

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2013年6月 2日 (日)

おもしろ科学教室「魔鏡をつくろう」

Dsc_0036昨日のおもしろ科学教室は、久しぶりに主担当になりました。
材材は「魔鏡~不思議な反射の世界~」。平成23年度に開発された新教材です。

手順は大まかには以下のようになっています。
1.銅板の裏面に絵を描く。
2.表面にテープを貼って保護する。
3.エッチング液に浸して、絵の部分以外を腐食させる。
4.テープをはがし表面を紙やすりで削る(描いた線に応じたわずかなへこみができる)。
5.研磨剤で表面をきれいに磨く。

運営協力者として大ベテランのO先生もいらっしゃいました。エッチング液の温度管理や攪拌、処理時間の見極めから水洗まで担当していただいたおかげで、よい作品がたくさんできました。

Dsc_0033
魔鏡の表面を日光に当てると、裏面の絵が反射光に浮かび上がり、子どもたちも不思議そうに見つめていました。

エッチング液で銅板を処理している間には、空き缶の底を磨いて作った凹面鏡や、側面を使った凸面鏡でもいろいろ遊びました。

いろいろと準備が大変な教材ですが、群馬生涯学習センターやO町教育委員会の方々にご協力いただき、何とか無事に行えました。参加した子どもたちにも楽しんでもらえたようで、こちらとしてもうれしく思っています。

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