ヴェルナーのX
昨夜は群馬大学教育学部理科教育長期研修院でお借りしているデジタルカメラを、太陽以外の天体に向けてみました。
対象は半月前の月です。
いつものように、あまりシーイングは良くなかったのですが、それなりには写ってくれました。
今日になって、ふとヴェルナーXのことを思いだし、調べてみたらちょうど見やすい日時でした。
ヴェルナーXとは、上限の頃、月の欠け際にアルファベットの”X”のような模様がみえるもので、「月面X」とも呼ばれています。近くにヴェルナー(Werner)という名前のクレーターがあるので、海外ではこう呼ばれていることが多いようです。

今回は、モザイク合成を行おうと思って別のカメラでも撮影していたので、その付近の拡大画像も載せておきます。
矢印のさきに「X」があるのですが、おわかりになるでしょうか。
この「X」が次回見やすくなるのは11月10日だそうです。晴れていたら、もっと意識してしっかり見てみたいと思います。
詳しくは、東田守生さんのサイト「月世界への招待」のこのページがおすすめです。
肝心のモザイクは、あまりにも適当に撮影したため、月全体をカバーしておらず、お蔵入りになってしまいました。
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