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2009年1月16日 (金)

カノープス

今夜の写真は、最近たびたび話題にしているカノープスです。

カノープスはりゅうこつ座のα星。シリウスが南中する(真南に来る)少し前に、南の地平線すれすれに顔を出します。明るさは-0.6等級。シリウスに次いで全天で2番目に明るい恒星です。

しかし、地平線からわずかに昇るだけなので、建物や山がちょっとあったり、雲が少しでも出てしまったりすると見ることができません。また、夕日が赤く見えるのと同じ原理で、大気による減光を受け、赤っぽくそして暗くなってしまいます。

中国ではこの星を「南極老人星」「寿老人星」とよび、この星が見えたときは天下太平・国家安泰のしるしと喜ばれたといいます。そして、この星を見た人は長寿に恵まれるとされました(今月号の月刊星ナビの記事では「見えれば10年長生きできる」と記されています)。

日本では、房総半島の南端にある布良(めら)港の名から「めら星」、またちょっと顔を出してすぐ沈んでしまうことから「おうちゃく星」などと呼ばれていました。

Canopusd70k224mmf415s20km20090116私の住む町からだと、カノープスの南中時の高度はわずか1.3°。今夜は晴れてはいるものの、とても寒かった昨日に比べて空の透明度が悪いようです。これでは見られないかもしれないと思いつつ、高台の公園に行ってきました。

案の定、地平線近くはもやっていて、肉眼でカノープスを見ることはできませんでした。念のため写真を撮り、帰宅してから見てみると、意外にもはっきり写っていました。画面上半分におおいぬ座があり、カノープスは山のすぐ上、右寄りに写っています。

<撮影データ>

ニコンD70(改) Aiニッコール24mm F2.8→F4  ISO400  15秒×20コマ合成

帰宅後は「透明度が悪いなら、シーイングはよいかもしれない」と思って、昇ってきたばかりの土星を見ましたが、ゆらゆら揺れていて細かい様子はほとんど分かりませんでした。

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